昨日専務宅にUREI813Bを持ち込んでセッティングを完了しました。本日はSPケーブルに「ルシファー」を作り繋いで音出しして来ました。
音出ししてビックリしたのは「低音」の量感と出方です。すさまじい低音のエネルギーです。風圧が瞬間的に襲って来ます。
繋いで間もないのでバランスが変化していくと思いますが、C40のトーンコントロールで30Hzを9時の方向、150Hzを11時の方向に(マイナス側へ)調整してやっとバランスが取れました。
30分してアンプが暖まって来ますと高域の伸びや音のキレがみるみる上がって来ます。バッフル面積が大きいのでSP感にびっしりと音が詰まっています。
マルタのJAZZCDをかけながらヒアリングをしていましたが、もう「極上のサウンド」でそこを動きたくなくなります。空気感と云い解放感と云い「まったく耳にうるさくなく」キレのあるサウンドが出て来ます。ドライブするパワーアンプが「怪物クラスのTrail仕様管球モノラルアンプ」ですのでノイズ感ゼロで楽々とドライブしています。惚れぼれするくらい良い質感で余裕たっぷりな音です。
元々この専務の部屋は高音の処理の難しい部屋(フラッターエコーが発生していた)でしたが、何も特にしないでも良い感じです。こんなこともあるもんですね。
まだ持ち込んで日もたたないし、正式な接続にしたばかりですのでこれから毎日「馴染んで」行くと思います。現在トーンコントロールで低域を絞っていますが「馴染み」と共にノーマルな位置に戻って行くと思います。戻った時が「馴染み」が完了した時で、これからが本領発揮になると思います。
繋いですぐの状態で「オリンパスクラス」のサウンドですのでこの先どこまで良くなって行くかすごく楽しみです。