Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

1枚のCDを各システムで聴く

2009年03月19日 | ピュアオーディオ

41zmjykxel_ss500_1 寺島JAZZのオムニバス盤「for JazzAudio FansOnly Vol.1」の1枚のCDを使って各システムで鳴らして印象をチェックしています。

日頃このCDは「オリンパスシステム」で聴き馴染んでいますので、他のシステムでどの様に聴こえるか・・・システムの完成度を探る・・・事をやって見ました。

特に比較試聴するのは13曲目(朝日のようにさわやかに)と14曲目「ELINBARI EXPRESS」の2曲です。

まず、自宅の707Jシステム・・・中高音はほとんどオリンパスと変わりませんが「金属」の質感は「ゴールドウィング」の為か、「より金属らしさ」が出ます。特にシンバルの音色は出色です。しかし、CDPがA730とA727では音数や厚みが違います。自宅ではA727ですので「味が薄く」感じます。また低音はユニットも箱も違いますのでかなり違いますが、重さはないが反応の良さでカバーしているようです。

次にモニタールームのUREI813B。このシステムはモニタールームの6L6ppステレオアンプと自作管球プリ、SD-9500の組み合わせなのだが、オリンパスと遜色ないサウンドを出して来ます。低域がちょっとふくらみ気味ですが、専務宅のアンプシステムで鳴らせばオリンパスに匹敵するサウンドを出す事でしょう。これはちょっと驚きました。

次にRCA箱システム。CDPにSD-9500を使っているのでどうしてもA730には勝てないがシンバルの響きや金属の音の質感はこれが最右翼。低音の質感も私的には最高と思う。

オリンパス、707J、RCA箱システム、UREI813Bの4つのシステムは使っている機器は違うけれどCDPさえ同じグレードに合わせたらほとんど遜色ないサウンドを出すと推定できる。

CDPの性能がシステムのサウンドの差を出していると思います。今後はCDPに注力していく事になると思います。