自宅の707Jシステムを外見で見ると「バリバリのJAZZ向きSP」と見えるかもしれませんが、この低音用のバックロード箱は「深い低音」がするのでクラシックを主に聴く為に自宅に持ってきたものです。
ユニットもJBLのオールドタイプを選んで使っていますが、これにデッカのリボンとビクターのリボンを高域に、ハイルドライバーを中域にパラレルに組み合わせています。
SPケーブルをSCS-Xに交換した頃からクラシックのオーケストラが素晴らしく鳴り始めています。
10畳の居間ですのでSPはコーナー一杯に広げています。このSP間に楽音が充満しています。
その後、アンプのSP端子交換、電源タップのルシファー化をして更に表現力を高めています。
今度ネットワークのSP端子交換及びネットワーク内配線のルシファー化、SPBOXのSP端子交換、タップのコンセントの音質対策を予定していますので、ほぼここまで出来れば「仕上げ」になると思います。
現在でもオーケストラモノが自分でも気に入るくらい良い音で鳴っています。カラヤンの「アダージョ」のマーラーの5番のアダージョの深い低音が心地よいくらいに再生されます。
D130は低域の下の方は伸びていませんが「深み」は又別の音質指標です。軽く弾むようでいて深々とした質感を出してきます。低域が延びすぎていないので聴き易さは抜群です。ヨーヨー・マのチェロは鳴り出すと他に手が付きません。聴き入ってしまいます。バッハはあまり好きではなかったのですが無伴奏チェロが愛聴盤に入ってしまいました。
全ての対策が完了すると何処まで良くなるか楽しみです。