35年以上前、CD-4の4チャンネルステレオで始まった私のオーディオは2ch STEREOにして既に35年を経過しています。
音質のグレードアップをはじめて「私の求めるサウンドとは?」を意識するようになりました。ユニット選びや伝送ロス対策、管球アンプの内部配線交換等の経験を通して、「求める音質」が少しづつ変化しています。
それは、「求める音質がより高度なもの」に変化しているからに他なりません。周波数レンジやバランス、音の出方等が一般の概念のはるか上のクラスになった今だからこそ思うのかも知れません。
基本的な音質指標はすべて一定のクラスをクリアした上での「+α」を求めています。それは「ゆらぎ」です。音楽用語では「ぶれ」に相当します。「音がゆらぐ」様なサウンドを目指して行きたいと考えています。
「香るような、漂うような・・・」と云うのが私の理想の音の出方です。力任せに音圧をビシバシ聴かせる類とは音の品位が違います。「超1流のミュージシャンが目の前で生演奏」が私の理想で、これは「香るような・・・」や「ゆらぎ」と矛盾しません。演奏者の感性をそのまま映し出すようなサウンドにしたいのです。
現在の対策内容はもうすぐ完了の処まで来ています。その次の一手を考えています。
電源タップへの「音質対策」としてタップへのインレット、内部配線、コンセントの高音質化への対策を施して来ました。
現在の処タップコンセントはオヤイデのR1 だけですが、非常に投資効果の高い「音質改善」をしています。本日フルテックのFP-D20A-Rが6個入荷しましたので明日交換をしてみます。R1との音質比較になります。
自宅でR1を使ったタップにして3日ほど経ちますが、すべての「音質指標」が数段アップしています。電源ですので当然と思えば当然ですが、タップのボディさえあれば数万円で数10万円の効果にすることも可能と思います。
壁コンのコンセント交換で効果を確認された方は次にぜひタップのコンセント交換をされる事をお勧めします。しかし電源にかかわる処は「PSE」法に関係する処なので「自己責任」でする事になります。