Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

オリンパスシステムのゴールドスター化

2011年02月08日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムのケーブルの「ゴールドスター化」は昨年12月10日前後に完了していましたが、「パワータップ」と「ライントランス」の内部配線は「ルシファー仕様」のままでした。

本日この「パワータップ」(3台)と「ライントランス」(ST-X)の内部配線の交換が完了しました。

交換前後のサウンド及びライントランス抜きのサウンド等を聴き比べていました。オリンパスのサウンドを聴いた事の有る方なら判ると思いますが、従来でもかなり完成度の高いシステムでしたが、今回の対策後では「音のヌケ・キレ・ノビ」が更に改善され、周波数レンジ的にも滑らかさを感じます。エネルギー感も更にアップしています。音に生命感が出ています。

ライントランスの「有り・なし」でも確認しましたが、「なしの場合」でも以前高域のキツサを感じていたものが殆どなくなりました。ただ「有りの場合」と比較すると「音の厚み・重み」が有りません。やはりライントランスは外せません。「音楽性」と「質感のまとまり」のグレードがまったく違います。より「自然な音」と云った方が良いと思います。

ブログにかけない内容も有りますが、毎日何か一つは行動に起こす様にしていますので何処かのシステムがいつも変化しています。

このオリンパスシステムも残りは中高音のアンプ選びだけと考えています。もしかしたら管球アンプを使ったこのままで完了になるかも知れません。個人的にはもう十分満足なサウンドだと思っています。次は自宅のライントランスとパワータップとネットワーク箱内配線の交換です。


アキュフェーズ A-30 を使える様に

2011年02月08日 | ピュアオーディオ

オリンパスのマルチアンプの高域用に購入したアキュフェーズのA-30をしばらく使っていましたが、「音がヒシャゲている」様に感じ、違和感を覚えましたのでTrail仕様管球アンプに戻した件は2日前のブログで紹介しました。

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「音がヒシャゲている」症状は、今までの経験では「電源系」に原因が有ります。パワータップ・電源ケーブルを最良の状態にしていて、この現象が起きるのであれば「ヒューズ」が原因と思います。A-30のカタログには載っていませんが「ヒューズ」の仕様を調べる必要が有ります。

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A-30の内部を調べていました。上の写真では奥の左側の基盤が電源ラインになります。

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アンプの場合「ヒューズホルダー」は外から交換されるようになっているのが一般的ですが、最近のアンプでは「電源基板」内にヒューズが取り付けられているものが有ります。アキュフェーズも最近のものは基板についています。上の写真では見にくいですがヒューズが付いていました。写真には映っているのですが、底の方に有る為ヒューズとは判りにくい写り方です。早速取り出してヒューズの仕様を調べました。サイズ:20mm仕様 6.3A になっています。

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ヒューズ交換が非常に面倒な構造で、ここまで調べるのに30分程かかっています。天板・側板・リアパネルと取り外して行かなければたどり着けません。ネジが多く場所を間違えない様にしないと元に戻らなくなります。

ヒューズの仕様が判りましたので直ぐに発注をしました。今週末には入荷の予定ですので来週には使える様になると思います。


シェルブールの雨傘

2011年02月08日 | ピュアオーディオ

中学生の時に見た映画と音楽が強く頭に残っていて、社会人になってLPレコードを買い、幾つになっても時々聴いていました。特に印象に残っているのが「シェルブールの雨傘」。他に「個人教授」、「ある愛の歌」、「卒業」等の恋愛映画です。

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「シェルブールの雨傘」はその中でも特に印象に残っているものです。せりふが無く替わりにミュージカルの様に歌で進行しています。20歳頃に買ったLPはハイライト盤で全曲盤ではなかったので、CDで全曲盤を探していました。探せば直ぐに有ったのですが、ビックリするくらいのお値段で、安いブツを見つけても競争で値段が吊り上がって、なかなか手に入らなかったCDをようやく入手しました。

昨日は一気に全曲を聴いてしまいました。歌(場面)の進行とともにスクリーンの映像が蘇って来ます。でも若い時ほどの感動は有りませんね。今度はDVDで観た方が良いかな?と思いました。結構思い入れの有る曲でしたがハイライト盤の方が良曲ばかりですので印象に残ります。