ノイズについて安心して使える様にアンプを「トランジスター化」したのは良いけれど、やはりメリット・デメリットが有る様です。
オリンパスシステムでも中域のアンプのグレードが揃っていないので、「艶やかさ」や「音数」等の「質感」で負けています。音楽の持つ「うるおい」が減少した様にも感じます。まだこちらは中域のアンプを交替させる予定ですし、クラッセのアンプも導入したばかりですのでもう少し馴染ませてやり、「活性化」(活眼/覚醒)をまたなければなりません。
今日は「RCA箱システム」をじっくりと確認して見ました。やはりこちらも低域のパンチ力は上がっていますが、管球アンプの時の中高域の「輝き」が減少しています。全体のバランスも低域部が広いピラミッド型になっている様に中高域が細くなったように感じます。ネットワークのアッテネーターバーは現在-8dbで使っていますが、-6dbで良さそうです。
アンプを変えますと「バランス」が変わる事と「音数」や「質感」が変わってしまい、本当にグレードアップしたのか判らなくなる事が有ります。じっくりと色々なCDをかけて調整をして行かないといけません。
久しぶりにRCA箱システムを聴いて見ましたが、アンプをM-100にして本当に「豪快」なサウンドになりました。低域の量感と力強さが圧感です。MJQ(クインテット)が気持ち良くなります。