Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

オリンパスシステムのアンプ交換 つづき

2011年02月14日 | ピュアオーディオ

オリンパスのアンプ交換をまだ続けています。

Orinpasu_amp1

上の写真は今朝の状態の写真です。中域にEL34ppモノアンプを使っています。このサウンドはEL34ppモノアンプのサウンドです。低域(CA-2200)や高域(A-30)のアンプが完全に「音質」で負けています。音の厚みや余韻のグレードがまったく違います。このサウンドが現時点では最上と思いますが、EL34ppモノアンプを中域だけに使うのはもったいなくて、本日取り外しました。次の機器を入れる為のスペースの関係も有ります。

Orinpasu_amp2

こちらが取りあえず最終ラインのアンプ構成になります。
低域:CA-2200 中域:A-30 高域:6L6Gシングルアンプスペシャル仕様(球がスペシャルです)
EL34ppモノアンプを使ったシステムに比べたら「格落ち」のサウンドですが、低域~高域までグレードが揃っています。#6550シングルアンプに比べこの6L6Gシングルアンプの方が高域特性が良いのでこちらを持って来ました。
A-30が中域で使えるかも実験を兼ねています。このグレードなら中域も何とか使えそうだと思っています。

EL34ppモノアンプを使った時のサウンドと比べると「音の厚み」や「余韻」、「品位」が及びませんが、一般的なサウンドグレードは十分満たしています。アンプをTr化するのは良いのですが少し心配になって来ました。「音の厚み」がどうしても気になります。また管球アンプに戻ることもありえるのかなー?と思います。


N500の組付け

2011年02月14日 | ピュアオーディオ

Netwake_box

上の木箱が自宅SP-707Jシステムの要のネットワーク箱です。

3160

中に入っていた#3160ネットワーク(LOW:4Ω HI:16Ω)です。

N5007

木箱に入れたN500になります。ここから木箱の上に取り付けたSPターミナル間の配線を「ゴールドスター配線」にします。この時点で既に内部の半田付け個所の半田の入れ替えが完了しています。

後は配線して「音出し確認」になります。インピーダンスが上がると(正常化すると)低音が強く出てくると期待しています。(今まではその傾向の様に経験しています)


JBL #N500 ネットワーク

2011年02月14日 | ピュアオーディオ

N500_6

JBL #N500 (500Hz) ネットワークを使えるようにしています。今までも#3160,#3152でも同じ事をして来ました。

N500_4

配線関係に「半田付け」が有ります。この半田付けは「鉛半田」が使われています。このままでは「抵抗値」が高くて「伝送ロス」が大きくなります。この半田付け部分を「鉛レス半田」に全て入れ替えて使います。作業はこれからです。半田を入れ替えるだけで「激変」します。

N500_5

内部のコイル関係も確認しましたが、#3160や#3152に使われているモノよりしっかりしたモノがキチンと処理されています。#3160や#3152ではこのコイル等はシリコン樹脂の中に「投げ込んだ」様な作りでしたが、このN500はしっかりと配置され「固められて」います。基本的にコイルからは「直出し配線」が出ていますので交換等はしません。

減衰量の調整が出来るかも確認しましたがやはり無理な様です。「 0 or 1 」のレベルしか有りません。とりあえず「1」のレベルで使って見ます。低音と中音のバランスがどうかが心配ですが、「何も足さない」点から始めて行きたいと思います。