先月オリンパス用にアキュフェーズのA-30とクラッセのCA-2200を導入しましたが、アンプの入れ替えが続いています。
上の写真がアンプ導入前の状態です。低域:M-100、中域:6550シングル、高域:6550シングル。
音の傾向としては「やわらかく、音数が多いサウンド」で聴き疲れのしないものでした。
A-30の入荷と共にアンプ入れ替えの始まりです。低域:M-100、中域:DR-10、高域:A-30。
この状態では音数に不満、高域のバランスに不満。
クラッセCA-2200の導入。低域:CA-2200、中域:DR-10、高域:A-30.
低域の音の粒立ちや締まり具合が大きく変化(好ましい方向へ)。しかし、中高域が付いていけていない。
中高域に元の6550シングルアンプを持ってくる。低域:CA-2200、中域:6550シングル、高域:6550シングル。
ダンピングの効いた低域と柔らかく滑らかな中高域で良いバランスをしている。
A-30のヒューズ交換が終わって使えるアンプになった。低域:CA-2200、中域:6550シングル、高域:A-30。
中域の柔らかさがひときわ目立つ。特に問題なく使えるがもっと上のサウンドがして欲しい。
オールトランジスターにして見たが、中域の音の品位が低い。音数も雰囲気音も足りない。
低域:CA-2200、中域:DR-10、高域:A-30.・・・ヒューズ交換後
そして本日Trail仕様アンプ1号のEL34ppモノラルアンプを中域に持って来た。最高の音質になったようです。音の表情が以前のアンプの組み合わせと別格。音がうねる様な表現が出ています。音数、雰囲気、音の硬さ・柔らかさが絶妙。
低域:CA-2200、中域:EL34ppモノアンプ×2台、高域:A-30
EL34ppモノアンプはTrail仕様アンプの1号機で、トランス類もタムラ製の超重量級を使っています。球も凝っていまして、整流管・パワー管はオールドムラード軍用、初段管はフィリップス5814A(耳で選んだ球)を使っています。Trail仕様アンプですので当然内部配線はオール・スーナーブルーです。
鳴らし出したとたんにグレードの違いが判ります。しばらくはこのままで行くと思います。