Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

鳴らし込みの大切さ

2013年09月07日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムの進捗状況を日々書いていますが、マルチチャンネル化して3ヶ月が経ちました。「大きなふん詰まり」は500Hr程で取れましたが、「小さなふん詰まり」は現在も少しづつ取れています。まだまだ先は長いです。

オリンパスシステムの場合、新規に入った機器はプリとチャンデバです。プリはSuperTrail仕様で自宅で使っていました。新規に購入したF-25Vのみが「ゴールドスターケーブル」に慣れていません。私の装置は「伝送ロス対策」で大容量の伝送を出来る様に、特殊なケーブルを自作して使っています。そうしますと市販の機器がネックとなります。市販の機器は内部配線に細い銅線やプリント基板しか使って有りません。

現在のネックは完全に新参者のF-25Vです。この機器がプリアンプの出力に対応できるようになれば鳴らし込みも完了です。ですが、まだその時期では有りません。毎日少しづつ音数が増加し、低域や高域が伸びています。1週間前には聴き取れなかった音が少し聞こえる様になり、更に明瞭度を上げて行っています。当然全体の音のバランスも段々と良くなって行きます。

毎日5時間~8時間も鳴らし続けて3ヶ月経ってもまだ「本領発揮」には至っていません。新品で有ろうと中古品で有ろうと、そう簡単には本領発揮させれないと云う事です。毎日聴く事の大切さが判ると思う。1週間に1回程度の使用頻度では「音質劣化」をして行くだけの事です。単純にプラグ類に酸化膜が載り、抵抗値が上がってしまいます。コンデンサーなどは容量ヌケの原因にもなります。

本当に良い音質が欲しいなら「毎日使ってあげる」事です。これが、維持管理の基本。音質アップは改善になります。維持管理と改善は前進する為の両輪です。