Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

現在のオリンパスの状況

2013年09月09日 | ピュアオーディオ

8月26日に管球プリアンプ1号に固定化し、「鳴らし込み」も続いています。最初は低域も高域も出ていなくて、バランスの悪いサウンドでしたが、鳴らし込むにつれて低域も高域も出て来る様になりました。しかしながらまだ全てが出切った印象はないです。土日もいつもの様に鳴らし込んでいますが、毎日少しづつ良くなっているのが実感できます。

D90_013

現在の足りない点は、①低域・高域共に伸び切った印象が無い ②音数の多いCDでは音に混濁感を覚える ③ボリューム位置11時の壁が有る。(現在の常用レベルは10時の方向)等。

ボリュームの位置はすなわち抵抗値(音数と相関)との関係とエネルギー感の出方が大きく変化します。当初は9時の方向までしか上げれなかったものが、現在10時半まで上げられる。11時の方向にトライして2日経ちますが、「壁」の様に聴こえます。11時の方向になると出て来る低音のエネルギー感も、中高音の音数も飛躍的に増大します。大音量になると音のコントロールが出来なくなって悲鳴みたいに聴こえているのが現状です。現状でも10時半の方向までなら音楽が楽しめます。

鳴らし込みが完結するのは、音量を上げて行っても「暴れなくなるまで」です。そのボリューム位置は12時の方向だと思います。そこまで上げれれば110dbサウンド。38cmのLE15Aの重低音を鳴らして、部屋鳴りが出なくなる様になるはずです。音が「ヌケきって」しまいますと「生演奏の雰囲気」が強くなります。