オリンパスシステムは毎日「鳴らし込み」をしてバランスを良くしようとしています。こればかりは鳴らし込まないと出て来ませんし、更にその先に出て来るであろう「質感」を待っています。この「質感」が出るまでは気を休められません。
旧事務所時代に現在使用している管球プリ1号を試した事が有ります。その時に感じた「質感」が今はまだ出ていません。旧事務所時代と現在のシステムで変わった処は「チャンデバ」だけです。F-25→F-25Vへの交替だけです。ただ違う処は、F-25は8年間も使って来ましたが、F-25Vはまだわずか3ヶ月の新参者です。どちらも毎日5時間ほど使っています。差と云うのは「使用時間」くらいしか有りません。ですから「鳴らし込み」に注力しているのです。
音のバランスや音数も現在でもまだ変化を続けています。一応9月10日に「活性化」(活眼)して、大きな「ふん詰まり」は皆無になりましたが、まだ小さな「ふん詰まり」を聴き取れます。この小さな「ふん詰まり」を丁寧に取り除いて更にその先に求める質感が有ります。現在出ていない質感は「鮮度感」です。この鮮度感を早く手に入れたいと思っています。この「鮮度感」を手に入れれば待っている「質感」が出て来るはずです。・・・1年から2年ほどかかるかも知れません。システム全体が「フル活性化」しないと出てこない質感かもしれません。これこそが待っている「質感」です。