良いケーブルかどうかの判定は、イニシャルのインスピレーションが決めてです。
良いケーブル程早く「ふん詰まり」してバランスを壊します。
後は、自分のインスピレーションを信じて使い続けてやる事だけです。
1)SP内配線(ユニットまで)・・・速攻で激変します。
2)SPケーブル・・・やや速攻性
3)ラインケーブル・・・遅行性
になります。
下流域から大きな伝送容量にして行きます。パワーアンプは皆さんが考えているよりはるかに大きな増幅をしています。川の流れの様な上流と下流の川幅が基本原理です。
電源ケーブルは質感に効いて来ます。機器の性能は電源ケーブルで決まる事が多いです。回路やパーツも大事ですが、それらの性能をフルに発揮させるには、電源ケーブルが大きな影響を持っています。電源ケーブルの導入は上流からが良いでしょう。
手順を誤ると評価が変わって来ます。何故なら高性能のケーブルは機器を「ふん詰まり」させてしまうからです。この「ふん詰まり」した音を取るには「苦行」が必要です。ピーキーであり、低音・高音は出ないし、バランスはめちゃくちゃ・・・この様なサウンドを最低1ヶ月以上は覚悟しないといけません。それらが「ヌケル」には更に500Hr以上かかります。
大概の方は入り口で挫折して、「別次元」の高みに行けません。お金持ちの方ほど買い替えが激しくて、高みに行けないのは何ともいたし方ない事だと思います。中級クラスの機器が有れば、後はケーブルの性能で高級システムと音質で逆転現象を引き起こします。ただ最低1ヶ月は辛抱が必要です。(変化の兆しが見えて来るでしょう)
「音質アップ」には2つの点を重視しています。
A)伝送ロスの極小化・・・抵抗値を以下に下げるかがキーポイント
B)音変換ロスの低弦・・・既成品のSPでは出ていない音が沢山ある。
例えば3ウェイSPの場合、低域・中域・高域のユニットは何故一つで済むんでしょう?
各ユニットに万能型は無いと思います。
私のシステムでは、ケーブル類はゴールドスターシリーズで統一。SP内配線はもちろんの事、管球アンプ内配線(プリ・パワー共に)も同じ配線でして伝送ロスを排しています。(1本のケーブルの思想)
SPも低域は置き場の関係で1個のみですが、中域は2種、高域は4種類のユニットを同時に鳴らしています。(アッテネーターなし)7SP(8SP)ユニットで片chを作っています。組み合わせるユニットは出来るだけ正反対のユニットを組み合わせる様にしています。
ホーン型VSリボン型
コーン型VSホーン型 の様に・・・。
将来は静電型ユニットも組み合わせて見たいと考えています。