Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

使いこなしたシステムにしか出ない音が有りそうだ

2013年09月14日 | ピュアオーディオ

旧事務所時代にオリンパスシステムはかなり良い状態にまで仕上げていました。今回プリとチャンデバを交換して鳴らし込んで思う事は、「良いシステムは一朝一夕には出来上がらない」と云う事。

機器やケーブル類を2~3年程使い込んで、しっかり鳴らし切ったシステムは、開放された様な鳴り方をしていると思う。一度出来てしまえば、復元は簡単だと考えていたのですが、なかなかそうは問屋が下ろさない。鳴らし込みの時間がいかに大変かを痛切に感じています。

現在のオリンパスシステムは、旧事務所時代とはプリとチャンデバは変わっただけなのに、500時間以上鳴らし込んでいるのにまだ「ふん詰まり感」を感じる。この「ふん詰まり感」を抜け切るにはどれくらいの鳴らし込みが必要なのだろう。

旧事務所時代のオリンパスは8年間ほどグレードアップを続けました。その間づーっと毎日5時間ほど鳴らしっ放しでした。この無意識のうちに鳴らし込んだ時間が非常に重要だと感じる様になっています。