ようやく管球プリアンプ1号と2号が完成しました。今年3月時点で2台とも一応完成したと思っていましたが、良く良く聴きこんで行くと不具合点が有り対策していました。パーツがなかなか手に入らない事や取り付けが一工夫必要な事も有り、時間がかかりました。
上の写真のプリが管球プリ1号。内部は全て手配線。MC昇圧トランス内蔵。不具合点は、ボリュームコントロールが出来ない点でした。
ボリュームはアーレン・ブラッドレーの250KΩを使っていましたが、同じアーレンの500KΩに変更してボリュームコントロールを確保しました。こちらはパーツを手に入れるのに時間がかかりました。先月の8月12日には完了しています。当初はクラロスタットの500KΩを考えていたのですが、購入したモノのシャフトの長さが10mmぐらいしかなく、取り付けが出来ませんでした。せめてあと3mm有ればこのアンプに使えたのですが・・・。現在オリンパスシステムのメインで使用中。
こちらが管球プリ2号。指定では100KΩですが今回500KΩのクラロスタットのボリュームを使いました。こちらもシャフト長10mmでは取り付けできませんが、工夫して何とか取り付けました。250KΩでもボリュームコントロールが難しく、1号と同じ500KΩになりました。現在自宅SP-707Jシステムで使用開始。しばらく使って見てオリンパスでも使って見たいと考えています。
1号も2号も自宅とオリンパスで音量を確認した時に、ゲインはほぼ同じだと感じましたが、同じ500KΩでもアーレンとクラロスタットではボリューム位置が大きく異なります。メーカーによる違いなのでしょう。出てくるサウンドもバランスが違うので印象が大きく変わります。2号は昨日完成したばかりなので、しばらく自宅で使って安定化させます。