Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

待っていた質感が出て来た

2013年09月24日 | ピュアオーディオ

昨日の後半は「定位」がフラフラで、まともに聴けない状況でした。ただ、「動き始めている」事は確かで、今日も朝8時半~夕方6時までみっちりと鳴らし込みをしました。

おかげで、「定位」のフラツキは午前中で収まり、午後からは使えば使う程「質感」が良くなり、まず第一に待っていたゴールドスターシリーズ特有の質感が出て来ました。まだ完全に出切った訳ではないので、まだまだ鳴らし込めば出て来ると思います。

D90_019

「定位」はプリアンプのパイロットランプに合わせて有りますが、フラフラしていた時は、プリアンプの右足やプリアンプの外に外れたりしました。現在はパイロットアンプの真下4cmの処に有ります。これは音の重心が下がったことを意味します。低域も高域もレンジが伸びて、再生周波数帯が広がっています。チャンデバの活性化が進んで、音のヌケが上がっています。(=音数の増加) 空気感も良く出る様になり、低域も1段下の低音が出始めました。

いよいよ仕上げの時期に来たのかも知れません。「質感」がガラリと変わり、繊細で艶やかでスケール感が大きくなった様に感じます。部屋の共振も減った様で、静かになった様に感じます。このままこの質感が続けば「次の質感」が出て来ます。鳴らし込みながら「待つ」しか有りませんね。