Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

プリアンプを交代

2013年11月03日 | ピュアオーディオ

D90_012

オリンパスシステムと自宅のプリアンプを交代させました。自宅でアナログが聴けない事とオリンパスシステムでの低音の質の問題で交代しました。

管球プリ2号の方には「クロラスタット」のボリュームを使っています。このボリュームが一癖有って、「左右のバランス」がボリュームメモリ3段程違うのです。それと「出力が高い」のでなかなか使いづらいのです。「なんとか使うにはどうしたらよいか?」と考えて、チャンデバのアッテネーターを使って、なんとか音量を使えるレベルにしました。

自宅では久しぶりにアナログを復活させました。私にとってオーディオの原点はレコードですので、迷った時はアナログを聴いて考えるようにします。昨年暮れから今年の春にかけて大きな判断ミスをしたように思います。使い込んだC40やC-290を手放したのは大きなミスだったと反省しています。

管球プリ1号と2号を作ったことは後悔していませんが、使うボリュームで10段近い音質差が出ては考え込んでしまいます。プリアンプの音質を大きく左右するのがボリュームです。このボリュームなかなか良い物が手に入りません。出ても相場の10倍近い値段では手を出せません。

今回のプリアンプ交代で本来の形になったと思います。自宅ではボリュームコントロールが出来て、アナログが聴けます。WE101Dppパワーアンプとの相性も非常に良いです。良いボリュームが手に入れば交換したいと考えています。

オリンパスの方では、反応の速さやパワー感が出てきました。質感も非常に良くなりました。管球プリ2号は十分な鳴らし込みをしていないので、こちらでしっかり鳴らし込んでやりたいと思います。

1号と2号のグレードは同格だと思いますが、音の傾向がちょっと違います。1号の方は古き良き時代の管球プリの音に対し、2号はTr型プリに匹敵するほどのスピード感(立ち上がり・立ち下がり感)や一気に吹き抜けるようなパワー感があります。