オフ会で自分の装置の音を聴いてもらう時はタイミングを考える。機器の入れ替え直後や思い通りのサウンドが出ていない時は基本的に避けている。
毎日何かしらの「音質アップ対策」をしていた時は、急にお見えになる方に非常に頭を悩めていた。システムが出来上がっていないので「聴かせる段階」ではないからだ。
聴かれた方は、「その時のサウンド」で判断をされる訳で、調整や鳴らし込みが完了していない時もお構いなしに判断される訳である。
自分が聴きに行く時はあらかじめ「予約」をする様にしているが、これでも「相手」の方が「完成」しているとは限らない。
オーディオの「音質アップ」に終点は無い。誰しも成長している段階だと思う。その時々で成長を確認出来る様な「オフ会」にしたいと思う。一回きりの試聴をしてもその方の装置でたまたま出ていた「サウンド」だけで「こんなサウンドを出していた」と思い込むのは避けて行きたい。