Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

交換して見て判る事

2013年11月04日 | ピュアオーディオ

管球プリ2号を聴き出してから1号の完成度に疑問を持つようになった。

2号は非常にヌケの良い音を出すのだけれど、音調が単調で、グレードを疑うようになった。この原因が2号単体の性なのか?チャンデバの性なのか?まだ掴みかねている。

1号は音の深みがあってグレードが高い事が判るが、A&Bのボリュームも250KΩから500KΩにして、音量調整は良くなったが、音の厚みやエネルギー感・バランスが変わりチョッと不満も有る。

一般にボリュームは設計値で使う様にするものだが、SPシステムの能率が良すぎて、設計値では調整が効かなくなる。250KΩから500KΩにする時に、低域が減少する可能性が有ると危惧はしていたが、高域も少なくなる事を併せ持つ事までは考え付かなかった。経験で言えば、「高域が伸びれば低域も伸びる」事を知っている。この逆の事が起きる事を直に接すると、やはり辛い事だ。

プリアンプは、ボリューム一つで音楽表現そのものが変わってくるので自作は大変だ。