Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

「オーバーフロー」した音

2013年11月02日 | ピュアオーディオ

現在の「オリンパスシステム」のサウンドは、「オーバーフロー」したサウンドです。何処で「オーバーフロー」しているかと云うと、プリアンプから送られた情報を、「チャンデバ」が受け入れきれない為に起こっているのです。

音に勢いや圧力を感じないので、スピード感もエネルギー感(パワフルさ)・質感の良さも感じられません。だから「音はそこそこ出ているのに琴線に触れない」のです。

「オーバーフロー」は以前にも何回か経験をしていますので、ここはただひたすら「鳴らし込み」をして辛抱するしか有りません。これを解決する方法に近道は有りません。「機器を活性化させる」事は我慢を強いられます。通り過ぎてしまえば何でもない事ですが、やっている最中は大変な「苦行」になります。

「良いケーブル」を使うと必ず通る道です。ケーブルで機器が活性化され、機器の潜在的な実力を引き出していきます。その途中が「苦行」になるのです。現在累計800時間を軽く越えていると思いますが、この倍くらい要るのかも知れません。

音質アップの為に良い音質のケーブルを買おうと考えると、「買い替えの無駄」をしない為に、出来るだけ「最終系」(より良いケーブル)の方向で買われると思いますが、使う側から考えれば、この「苦行」を考えると段階を持って上げていく事を勧めたいと思います。

「良い音質」を得るのは「一朝一夕」には出来ないと云う事です。やはり日ごろのコツコツ積み上げる努力が大切だと思います。