Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

8段目の活性化後のサウンド

2013年11月09日 | ピュアオーディオ

先日8段目の活性化が来ました。中・高域のヌケやキレが非常に良くなり、SN比が非常に良くなっています。「音数」も随分と増えています。「見通しの良さ」が非常に良くなっています。旧事務所の時の雰囲気に良く似て来ました。ただまだ低域のヌケやキレと集中力はまだの様で、もう少し時間がかかりそうです。

「琴線」に触れる様な処の質感が出始めましたので、「鳴らし込み」を続ける上では随分と楽になりました。音自体はバランス良く出ていますが、「最後は質感」が大事です。「生音」の雰囲気は「質感」にこそ有ります。

低域・中域・高域のバランスの取れた音は、毎日使っているシステムでは出て当たり前。この当たり前の音の先の「質感」の獲得こそが「鳴らし込み=活性化」の目的。

このシステムの9月初旬の音と現在の音では、今だから云えますが「月とすっぽん」くらいの差が有ります。音の雰囲気がまったく違います。機器やケーブル類、セッティング等一切触っていませんので、「鳴らし込み」だけでこれだけの変化を遂げています。「音質」を追求するのなら「鳴らし込み」が簡単で一番最初に来ます。ただ、「活性化」させるには「時間」がかかります。非常に我慢を強いられる事を覚悟しておくべきです。一度「活性化」をさせた機器は直ぐに元に戻る事は有りません。1週間ぐらい鳴らさなくても2~3日で戻って来ます。