
オリンパスシステムにソースを追加して、CDの音質が大きく低下した。その理由は「プリアンプのシャーシアース」の問題で、プリアンプに接続される全てのソースの中でグレードの低い「電源・電源ケーブル・ラインケーブル」に引きづられる現象だ。

久しぶりにCDラインのサウンドを確認したが、ビックリするくらい音質低下している。音数や余韻が極端に少ない。これはまさにベルデン88760の2本仕様のサウンドだ。1本仕様の時よりははるかにましになっているが、正規配線には到底追いつかない。テープデッキラインがネックなのは当初から判っている。昨年11月は5mRCAケーブル/¥1000円のラインケーブルを使っていた時は、「低域が膨らんで」今までとは似ても似つかぬサウンドになっていた。それから比べればかなり改善しているが、正規配線にはとても届かない。
プリアンプに接続されているソースで、「正規配線」でないのはテープデッキラインのみ。そこでCDを聴く時はテープデッキの電源SWを切る事にした。これでCDラインのサウンドを確認したら、元のCDラインのサウンドに戻った。CDやチューナーを楽しむ時はオープンデッキの電源を切る事にした。
欲張ってソース機器を増やしたが、やはり電源・電源ケーブル・ラインケーブルのグレードを揃えないと、一度に全ての電源を入れる事は出来ない。