最近ビンテージオーディオ機器を集めて鳴らし始められる方からの質問が良く有る。機器を揃えて音出しをしたが、なかなか思う様に鳴ってくれないとの事です。これに対して私からお聞きするのは、「どのくらい経ちましたか?」が一番です。大概の方は3ヶ月以内。私から云わせれば「機器の活性化」がまだ出来ていないからで、一ヶ所でも機器が活性化していないと、音のバランスが崩れている。「ただひたすら累計1000Hr鳴らし込むだけの日々が必要です。」(私はこれを苦行と呼んでいる)・・・と。
皆さんにも考えていただこう。ここにA・B・Cの3名の方がいらっしゃいます。まったく同じ部屋とまったく同じシステム(CDP・プリ・メインアンプ・SP)をお持ちです。ケーブル類もまったく同じものを同じ様に接続していらっしゃいます。聴く音楽もJAZZでビ・パップでほぼ同じです。ほぼシステムや部屋は同じ環境と捉えてください。
ただ違うのは、
Aさんは「毎日2時間」必ず聴いています。(SWのON・OFFを毎日している)
Bさんは「土日にまとめて5時間」づつ聴かれています。
Cさんは「システムのSWを入れっ放しにして毎日5時間以上」聴かれています。
と云う様に、聴く頻度が違います。
3ヶ月以内なら「音質」にそれほど差は有りません。
1年くらい使うなら、Cさんが一番良く、次にAさん、Bさんとなるでしょう。
10年経ちますと、Aさんが一番良く、B・Cさんの機器は壊れているでしょう。
10年後の状態では大変な差がついています。
Aさんは毎日の「鳴らし込み」が足し算で考えられ、機器の活性化が相当進んでいるでしょう。毎日ON・OFFする事で機器の耐性も十分だと思います。
Bさんの場合、殆ど鳴らし込みが出来て居らず、酸化膜により音質はイニシャルの状態より悪くなり、更に酸化膜やコンデンサーの放電で機器の不具合が発生しているでしょう。
Cさんの場合は、「停電」が無ければ最高に鳴らし込みが出来て良い音質でしょう。しかし「停電」や機器のON・OFFをしたら、機器が壊れてしまいます。半導体をはじめとする電子部品はBVに弱いのです。
「音質」は「維持管理」と「改善」の両輪で良くなります。維持管理が出来ない方がいくら改善しても、ベースが沈み込んで行く状態になりますので、良くなったとは云えなくなります。コツコツと維持管理しながら、少しずつ階段を上がる様なやり方が良いやり方だと思っています。
皆さんにも考えていただこう。ここにA・B・Cの3名の方がいらっしゃいます。まったく同じ部屋とまったく同じシステム(CDP・プリ・メインアンプ・SP)をお持ちです。ケーブル類もまったく同じものを同じ様に接続していらっしゃいます。聴く音楽もJAZZでビ・パップでほぼ同じです。ほぼシステムや部屋は同じ環境と捉えてください。
ただ違うのは、
Aさんは「毎日2時間」必ず聴いています。(SWのON・OFFを毎日している)
Bさんは「土日にまとめて5時間」づつ聴かれています。
Cさんは「システムのSWを入れっ放しにして毎日5時間以上」聴かれています。
と云う様に、聴く頻度が違います。
3ヶ月以内なら「音質」にそれほど差は有りません。
1年くらい使うなら、Cさんが一番良く、次にAさん、Bさんとなるでしょう。
10年経ちますと、Aさんが一番良く、B・Cさんの機器は壊れているでしょう。
10年後の状態では大変な差がついています。
Aさんは毎日の「鳴らし込み」が足し算で考えられ、機器の活性化が相当進んでいるでしょう。毎日ON・OFFする事で機器の耐性も十分だと思います。
Bさんの場合、殆ど鳴らし込みが出来て居らず、酸化膜により音質はイニシャルの状態より悪くなり、更に酸化膜やコンデンサーの放電で機器の不具合が発生しているでしょう。
Cさんの場合は、「停電」が無ければ最高に鳴らし込みが出来て良い音質でしょう。しかし「停電」や機器のON・OFFをしたら、機器が壊れてしまいます。半導体をはじめとする電子部品はBVに弱いのです。
「音質」は「維持管理」と「改善」の両輪で良くなります。維持管理が出来ない方がいくら改善しても、ベースが沈み込んで行く状態になりますので、良くなったとは云えなくなります。コツコツと維持管理しながら、少しずつ階段を上がる様なやり方が良いやり方だと思っています。