色々なSPを集めて「セッティング」の技術の獲得と「内部配線交換」の実験をしていました。これは!と思ったSPには専用のSPスタンドを設計し作成しました。それぞれに最適なサイズのスタンドを作るのも「原理」の追求有ればこそです。
写真には「モニタースピーカー」と呼ばれるSPばかり写っていますね。ウーレイ813B、三菱RS-305 NHKモニター、JBL#4425MKⅡコンパクトモニター、テレフンケン RB46モニター。
今日はウーレイ813Bモニターに付いて述べたいと思います。
このSPはALTEC同軸ユニット(604-8H 38㎝)と38㎝ウーハーを使ったWウーハー型のモニターSPです。検聴用と云うよりはプレイバックモニターと云った使い方をされていたと思います。あまり細かい音を出すSPではなく、エネルギー感や音の迫力で商品の出来を確認するようなサウンドでした。とにかく箱がでかいです。横幅が800㎜くらいありました。
604-8Hは高域が18KHzぐらいまでしか出ていませんのでスーパーツィターが必要になります。この写真では、ピラミッドのリボンツィーターを組み合わせています。鳴りの良さ・乗りの良さが有りました。