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自宅システムに自作のプリアンプ(C22型)+WE101Dppパワーアンプの構想を抱いて10年かかりました。ようやく安定してまともなサウンドが出て来る様になりました。
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スピーカー自体は10年前に、他の2セットのメインシステムと共に出来上がっていました。他の2セット(オリンパスシステム・RCA箱システム)はマルチアンプ化してほぼ10年前に出来上がっていました。ほぼ同じユニットを使って「ネットワーク方式」に拘り、「ローインピーダンス」に苦しみ、Wアンプ化でやっと完成形に近づきました。
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WE101Dppパワーアンプは2台ともゲインコントロールのATTが付いていません。出力が1W/chではATTを入れると出力が落ちてしまいます。2ウェイ用のアンプと高域用のアンプの「出力差」が少ない程音のバランスが整います。M4(50W/ch)やディネッセン:アンタレスアンプ(150W/ch)を組み合わせると、出力差がうまくバランスしません。
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現在は「眠っていたアンプ」(下のWE101Dppパワーアンプ2号)を起こしています。使う度に音が出て来る様になり、現在も活性化中です。心配していた低音も徐々に出始めています。
現在のサウンドは、音数的にはオリンパスシステムを上回ります。ただまとまりの点でいまいち及びません。鳴らし込んで2か月ほどすれば逆転する事も出来るでしょう。質感は文句なし・・・と言いたい処ですが、低域の音のキレの面ではTr型と球型では出方が違います。特にWE101Dppパワーアンプは2台とも真空管式整流をしていますので、ダイオード(石)整流の様な出方はしません。この辺は一長一短な処だと思います。
質感に関しては他のアンプの組み合わせでは出ない上質なものです。元々「出力より上質なサウンド」を期待してのアンプです。実用の出力は0.1W以下だろうと思いますので1W/ch有れば十分ドライブ出来ます。
録音の良いソースでは「サワサワ感」を予感させる様な雰囲気が現時点で出ています。これが「鳴らし込み」で活性化して、表に出て来る様になれば自分の求めるサウンドになります。トレモロがサザメク弦楽器、深い余韻のピアノ、音の揺らぎを感じるようなサウンドになるでしょう。