昨夜の試作品の試聴から「ラインケーブル(XLR)が弱い」と感じましたので、早速ラインケーブルのみを「ルシファー」に戻しました。
ものの見事に「低域」が埋まり、音のエッジもシャープになって「ワクワクして身体が踊りだしそうな」非常に満足のいくサウンドに変化しました。電源ケーブルとSPケーブルは試作品のそのままで行けそうかもしれません。
ALTEC#620AシステムとRCA箱システムの二つのシステムでテストしましたが、どちらも当方の狙ったサウンドの範疇に入りました。この2つのシステムは試作品のケーブルに総入れ替えしていますので、その変化は現実味を帯びて来ます。
昨夜は夜中の2時まで試聴を続けていました。夕方6時にケーブルの総交換をして(SP内は除く)10時頃までは低音の量感が足りず物足りなさを感じていましたが、10時を過ぎたあたりから急に低音や音数が出始めまして次から次にCDを替えながら試聴を続けました。ベルリンフィルのチェロ奏者12人の演奏は今までに聴いた事のない音数と解像度と浮遊感とスケールでした。「こする楽器」には相当な対応力を持っている様です。これに対してピアノ等の「鍵盤楽器」や「打楽器」には「力感」が若干足りない様です。
この試作ケーブルを最初に作って聴いた時に「音のバランスが高域に上がる」事は感じていました。しかしその音数の多さにビックリもした訳です。その為評価を進めた訳ですが、「はじめからイージーに良いものは出来ない」のが「もの作りの世界」です。
この試作ケーブルは、ラインケーブル(XLR)のみ1本仕様で電源やSPケーブルは2本仕様(W使い)です。今回の不具合はラインケーブルの不具合だと感じますが、根本的な問題も有る様です。この辺の「対策ノウハウ」は既に「ルシファー」で獲得していますので、次週から対策に入ります。
試作品ですので変な先入観を持たれない様にする為写真の掲載は諦めてください。改善すべき内容が判れば対策は可能です。良いケーブルが出来そうな予感がしますが、「いつまでに」とは確約は出来ません。
「ルシファーシリーズ」の音質を超え、直且つ「取回し性の大幅改善」を開発テーマにしていますので、ハードルは高いのです。
10月の上旬から進めていた1種類のケーブルの増殖を中断しました。
基礎・初期・流動評価と来ていましたが、気になる点があって自宅のシステムで確認する事にしました。その結果、「音のバランスが高域に片寄っている」事がはっきり判りましたので、このまま増殖する事は不可と判断しました。
このケーブルは音数ではルシファーを越えます。でも低音が出ていないのでは面白くありません。音のバランスが悪いのです。
気になっていた点は、ミクロ的に聴けば「シンバルのリアルさ」等繊細な高域で非常に魅力的なのですが、マクロ的に聴くと「ワクワクした浮き立つ気分になれない」点でした。
これで気になっていた原因が判りましたので振り出しに戻してやり直しです。そう簡単には「良いケーブル」は出来ません。
今回作ったXLRケーブル 10セット、SPケーブル 3セット、電源ケーブル 14本・・・しめて200mのケーブルが無駄になりました。しかし、重要なノウハウを残してくれました。
こんな事はいつもの事ですので「めげず」に頑張ります。自分が感動できなくてはお客様には出せません。改めて「ルシファー」の音の完成度の高さを実感しました。しばらくは「ルシファーの細線化」で行きたいと思います。
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その後も鳴らし続けていましたら急に俄然良くなって来ました。今日は電源ケーブルを5本すべて交換しましたので「馴染んでいなかった」事が原因かも知れません。もうしばらく鳴らしこんでから判断します。
今月の中旬以降、プリアンプを探していますがなかなか思う様な価格と程度のものに出会えません。これから年末に向かいますのでぼつぼつ出てくるだろうと期待しています。
いつもなら「衝動買い」で別のものを買ってしまう性癖が有りますが、今回はなんとか抑え込んでいます。
今までアンプと云ったらマッキンかアキュフェーズぐらいしか頭の中になかったのですが、レビンソンやゴールドムンド、ジェフローランド、クレル、クラッセ・・・とお客様の処で聴いたアンプの音が浮かんできます。そろそろ昔のイメージを払拭して行きたいと考えています。
新しいシリーズ(まだ名前が未定)のケーブルの作成に忙しい日々を費やし、モニタールームの#620AシステムとRCA箱システムのケーブルの総入れ替えをしています。試行錯誤しながらの入れ替えですので時間がかかります。
現在手配中のものに5ピンのフォノ端子が有ります。今までアナログのケーブルには何回かトライしましたが、なかなか良いケーブルに巡り合えずに頓挫しています。今回φ0.25mmのスーナーケーブルが入手できましたので、試しに1セット作成して見ようと思っています。
CDも隔月ぐらいで購入していますが、澤野工房に4枚、アマゾンに4枚注文を入れています。今週中くらいには入って来ると思います。
毎日、一日中鳴らしていますので、同じCDだけでは飽きて来ます。時には違った種類の刺激を入れないとモチベーションを維持できません。
現状のサウンドに大きな不満が有る訳では有りませんが、更に「良いサウンド」を求めて試行錯誤を繰り返しています。
ケーブルの試作の場合、「基礎評価」(10m以下の購入)→「初期評価」(20m程度購入)→「流動評価」(50m程度購入)→「量産評価」(200m以上購入)、の順の工程表で進めます。
1)「基礎評価」・・・良いケーブルになりそうなものを見つける為の評価。
2)「初期評価」・・・実際にSPケーブルやラインケーブルに仕上げて確認します。
ケーブルの仕様や構造等の試行錯誤・実験を繰り返し、形態を固めて行きます。もっとも時間のかかる所です。
3)「流動評価」・・・一つのシステムの全てのケーブルを総入れ替えして評価・確認します。
4)「量産評価」・・・全てのシステム(5セット)のケーブルを総入れ替えして評価・確認します。
上述1)~4)までを完了するのに約半年はかかります。
現在「初期評価」に進んでいるケーブルが1種類有ります。しかし、このケーブルより更に「良さそうな」ケーブルをサンプル手配しています。一つの手掛かりから連想して「PDCA」のデミングサイクルを回して行きます。まだまだ道は遠いです。
「ケーブルの総入れ替え」を何回もして来ました。その度に「ケーブルの重要さ」を認識して来ました。
いくら機器の性能が高くても、「ケーブルの伝送ロス」が有って、情報が次のセクション(機器)に欠落した状態で送られては、いくら高価な性能の高い機器でもどうしようも有りません。
また「機器の性能」は「電源」と「電源ケーブル」で決まると云っても過言では有りません。同じ機器を使うなら、電源ケーブルに良いものを使うほど性能を発揮します。
ステレオ装置の音質の50%以上は「ケーブルで決まる」と以前から云っていますが、今日は同じ事をお感じになられた方のお話をご紹介します。
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