Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

電子部品やケーブルで一桁違う特性値

2010年10月16日 | ピュアオーディオ

電子部品の会社にいて4M(マン・マシーン・メソード・マテリアル)の変更で電気特性値が一桁以上変わる事を何度も経験して来ています。

例えば一時有名になった「積層セラミックコンデンサー」が有りますが、これが「タンタルコンデンサー」になりますと「インピーダンス」が一桁以上下がります。更に「OSコン」(有機タンタルコン)になりますと更に大きく下がります。

この様に材料(材質)を替える事により大幅な特性値改善が出来ます。特に「電気特性」は「材質」で基本性能が大きく変わって来ます。身近な例では銅と銀の伝導特性の差が有ります。

現在ケーブルの試作を繰り返していますが上述の例を特に感じます。材質が変わると音質も当然大きく変化します。それは形態までも大きく変えてしまいます。

だからと云って「音質」と云う管理指標から行くと、「特性値の向上=音質アップ」とは言えない処が面白い所です。この辺の改善に「メソード」があり、「マン」のファクターが介在すると思います。


ケーブルの下取り制度の廃止予告

2010年10月16日 | ピュアオーディオ

当社のケーブル同士でグレードアップをされる場合は、「下取り制度」で50%の価格で下取りをしていましたが、諸般の事情により継続する事が難しくなって来ました。

来年3月30日を持って「下取り制度の廃止」を致します。現在シリウスケーブルをお使いでグレードアップをご検討中の方は早めに制度をご利用ください。

「下取り制度の廃止」に伴い、「細線化」したケーブルの価格を引き下げしています。今後は価格面で「下取り制度」に見合うサービスにして行きます。