Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ラインケーブルをルシファーにしただけで・・・

2010年10月23日 | ピュアオーディオ

昨夜の試作品の試聴から「ラインケーブル(XLR)が弱い」と感じましたので、早速ラインケーブルのみを「ルシファー」に戻しました。

ものの見事に「低域」が埋まり、音のエッジもシャープになって「ワクワクして身体が踊りだしそうな」非常に満足のいくサウンドに変化しました。電源ケーブルとSPケーブルは試作品のそのままで行けそうかもしれません。

ALTEC#620AシステムとRCA箱システムの二つのシステムでテストしましたが、どちらも当方の狙ったサウンドの範疇に入りました。この2つのシステムは試作品のケーブルに総入れ替えしていますので、その変化は現実味を帯びて来ます。


試作ケーブルの試聴

2010年10月23日 | ピュアオーディオ

昨夜は夜中の2時まで試聴を続けていました。夕方6時にケーブルの総交換をして(SP内は除く)10時頃までは低音の量感が足りず物足りなさを感じていましたが、10時を過ぎたあたりから急に低音や音数が出始めまして次から次にCDを替えながら試聴を続けました。ベルリンフィルのチェロ奏者12人の演奏は今までに聴いた事のない音数と解像度と浮遊感とスケールでした。「こする楽器」には相当な対応力を持っている様です。これに対してピアノ等の「鍵盤楽器」や「打楽器」には「力感」が若干足りない様です。

この試作ケーブルを最初に作って聴いた時に「音のバランスが高域に上がる」事は感じていました。しかしその音数の多さにビックリもした訳です。その為評価を進めた訳ですが、「はじめからイージーに良いものは出来ない」のが「もの作りの世界」です。

この試作ケーブルは、ラインケーブル(XLR)のみ1本仕様で電源やSPケーブルは2本仕様(W使い)です。今回の不具合はラインケーブルの不具合だと感じますが、根本的な問題も有る様です。この辺の「対策ノウハウ」は既に「ルシファー」で獲得していますので、次週から対策に入ります。

試作品ですので変な先入観を持たれない様にする為写真の掲載は諦めてください。改善すべき内容が判れば対策は可能です。良いケーブルが出来そうな予感がしますが、「いつまでに」とは確約は出来ません。

「ルシファーシリーズ」の音質を超え、直且つ「取回し性の大幅改善」を開発テーマにしていますので、ハードルは高いのです。