Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

これからのアンプシステムの構築について

2010年10月07日 | ピュアオーディオ

20年くらい前はマッキン、アキュフェーズ、レビンソン、クレル等のアンプが主流で、これらのハイクラスのアンプでシステムを組めば一通りのシステムが出来上がっていた。

さに漏れず、私もマッキンとアキュフェーズでアンプを組む事をして来ました。しかし、メーカー製のアンプに疑義を持ち始めてTrail仕様の管球アンプを作る様になりました。現在ではTrail仕様のパワーアンプが10セットにもなり、メリットとデメリットを考える様になりました。

トランジスターアンプはイニシャルコストがかかりますがランニングコストは非常に低いのです。これに対して管球アンプは「球の交換」としてランニングコストが高く付きます。良い球はどんどんなくなる方向で、「今球を確保しないと後では集められない」と云う焦燥感に駆られます。当然良い球は価格も高騰しています。中には手に入りにくい球も結構多いのです。

球のアンプとトランジスターのアンプを同時に保有する事を考えています。現在持っているTrail仕様の管球アンプは、今後は増やさない代わりに、トランジスターアンプを増やして行こうと考えています。その第一弾としてレビンソンのアンプを購入しましたが、マッキンにもなくアキュフェーズにもない「高音質」が気に入りました。またお客様から「クラッセのアンプも良いよ」と教えていただいていますので、時期を見て揃えて行きたいと考えています。

現在のアンプシステムを列記して見ますと
①サンスイSP-707Jシステム・・・現在C-290+3B252Bシングルアンプ(Trail仕様)

②JBLオリンパスシステム・・・C-290+M-100+GE6550シングルアンプ×2台(Trail仕様)

③UREI813Bシステム・・・C40+EL34ppモノラルアンプ×2台(Trail仕様)

④JBLRCA箱システム・・・WE310Aラインプリ+Ge6550ppアンプ(Trail仕様)

⑤ALTEC#620A・612Aシステム・・・12AU7Aラインプリ+レビンソンNo331

代表的なシステムのアンプを記しましたが、青字で記したのがTrail仕様管球アンプです。

マッキンライン、アキュフェーズライン、レビンソンライン、クラッセラインの4つのアンプシステムに作りなおそうと予定しています。問題は「音質レベルの確保」です。Trail仕様アンプの実力も相当に高いので置換出来るかはやって見ないと判りません。おそらく2セットは生き残ると推測しています。5年先を見越してのんびりと進めて行きたいと考えています。