Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

機器の活性化の話

2013年12月10日 | ピュアオーディオ

現在オリンパスシステムでの「鳴らし込み」も約半年になろうとしています。普通の方ならとうに投げ出していると思います。何故ならこんな長い期間「ふん詰まり」のサウンドを聴いたら、「この機器(ケーブル)はダメだ!!・・・」と判断されるからです。私の場合はこの「活眼ストーリー」を何度も経験して知っているから我慢できるのです。システム(機器・ケーブル類)をそのままにして「鳴らし込む」だけで着実に階段を一歩づつ上がる様に音質アップして行っています。

以前から「機器の活眼/覚醒」の話をしています。機器単体でもこの活眼ストーリーは出て来ますが、性能の高いケーブルをその機器の前後に使っても同じ様に変化して行きます。特にケーブルが高性能になればなるほど、機器内の「拡幅工事」が必要になります。

毎日5時間以上鳴らし続け、1ヶ月で約200時間ほど鳴らし込んでいます。毎日の変化は少ないけれど1ヶ月も足し算するとかなりの音質アップになります。本当に最後の1点が抜ければ「激変」的な大きな変化が「ある日突然」やって来ます。


9段目の活性化が来た様だ

2013年12月09日 | ピュアオーディオ

先日まで、とんでもない「ふん詰まり」で聴くのも耐えがたかったオリンパスシステムが、ようやく聴けるようになってきた。音のヌケを感じれるようになった。しかし、これで完了と言う訳ではない。まだまだ本領発揮には至っていない。

クラシックのオーケストラ等は普通に聴けるようになったおかげで、好きな「交響曲」を楽しむ事ができる。バイオリンコンチェルトやピアノコンチェルトも十分に楽しめる様になったので、新しいCDを買いたくなってきた。

9段目の活性化を迎えても、単なる通過点でしかないと云うのはその後の本領発揮が予想を越えたものになる可能性がある。音の厚みが段々厚くなっている。低域の音のふくらみも幾分収まってきて、パワーの有る低音が出るようになってきた。


行方不明になったアンプをヤフオクで見つけた

2013年12月08日 | ピュアオーディオ

昨年4月末に京都に発送して「行方不明」になったアンプをヤフオクで発見。北海道から出品されていた。自作アンプなので一目見ただけで判った。トランスの配置や球の位置、使用真空管や見えないところに遣って有るトランスの型番等すべてが記憶と合致する。他にも傷の付き方等も記憶している。

明日、発送当時の写真等の資料を用意して警察に手続きに行く予定。

運送会社の中で1台20Kg近いアンプが2台も行方知れずになり途方にくれていたが、どの様な経緯で北海道まで行ったのか興味津々。解決までには更に時間が掛かるだろうと思うが、気がかりが一つ無くなった。


オリンパスシステムはまた「ふん詰まって」いる

2013年12月07日 | ピュアオーディオ

電源ラインの壁コンを2系統に増設して、音の余裕が出てきてかなり良くなって来た・・・と思っていたら、また「ふん詰まり」をしている。3日経ったので本領発揮しているかと確認CDをかけてみたが、なかなかこの「ふん詰まり」は取れそうもない。この「詰まり」を抜かすにはまだまだ時間が必要だ。サブシステムの作成をしながら「時間」を忘れるように鳴らし込みを続けたいと思っている。

音の厚みは今迄で一番厚いと思うが、音にヌケとキレがない。ヌケとキレが出て来れば「鳴らし込み」も終わりになるが、最後の「壁」をなかなか突き破れない。情報量が今迄で一番大きい状態でチャンデバに入っているので、ヌケた時のサウンドはきっと素晴らしいサウンドになると思う。中途半端で投げ出したら「更なる高み」はやって来ない。

オリンパスシステムの「ふん詰まり」の話は、普通のマニアの方には理解できない話かも知れない。今までの経験則で掴んだノウハウなので経験しないと判らないと思う。

旧事務所でのサウンドも3年以上かかって作り上げて来たので、もしかしたらそのくらい掛かるのかも知れない。


多チャンネルシステムのSPが続々入荷

2013年12月06日 | ピュアオーディオ

メインシステムがなかなか思うようにならないので、サブシステムで遊ぶ事にしました。続々と機器が入荷しています。今日は小型やミニSPが3セットとパワーアンプが1台来ました。SPは出来るだけ綺麗でユニットも長持ちしてくれるような物を探して選んでいますが、アンプはジャンク品モドキです。それぞれの機器の音出し確認に時間をかけています。

パワーアンプが2セット、小型SPが4セット、4chプリ2セット(もう1セット入荷予定)と数も揃ってきました。肝心のメインSPがまだ手当て出来ていません。元々サブ機ですのでお金をかけるつもりは有りません。実験や組み合わせの遊び用です。

メインシステムが本格的に鳴り出したら、使わなくなる可能性が高いのでチープで良いのです。それでも入手した機器にはチョッと期待をしてしまいます。


壁コンの容量

2013年12月05日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムの壁コンの増設で「鳴り」がガラリと変わりました。音量を上げても「うるささ」を殆ど感じ幕なりました。

以前から「壁コンの容量」は「10A(アンペア)まで」と思っていました。引越し先の部屋には、壁コンが1箇所2口しかなく、とりあえずトライして見ましたがやはり「容量不足」でした。

機器の電力量(200Wとか・・・)は取説や機器に記載が有ります。一つの壁コンからタップを使い、「たこ足配線」で各機器に振り分けると思いますが、接続される機器の電力量の合計が1000W(10A)を越えないようにすれば、機器の性能を十分に発揮できるようになると思います。

機器の中でもパワーアンプの電力量が大きいので、パワーアンプだけは独立した壁コンの使用が望ましいと思います。


オリンパスシステムの電源ライン(屋内配線)への対策完了

2013年12月04日 | ピュアオーディオ

先日オリンパスシステムの電源ラインが弱い事に気付き、電気工事屋さんへ屋内配線(壁コンの増設)工事を依頼しました。その時の回答では遅くなる様な話でしたが、本日急遽連絡が有り、本日午後完了しました。所要時間は下見から含めて2時間程でした。

屋内分電盤に2個分のブレーカー増設が可能でしたので2個増設しました。1個のブレーカーから2口コンセント(壁コン)1個の仕様で、2セットの増設になります。

現在対策後の馴らし運転ですが、「音の余裕」がどうも違う様です。サウンドが「軽々」としている様に感じます。今まで聴こえなかった音も聴こえて来る様で音数の増加にも寄与しているみたいです。

一番気にしていた低域のもどかしさも大分取れて来そうな気配です。2~3日鳴らし込んでやればもっと良いサウンドになると思います。


オリンパスシステムの問題点が見えて来た

2013年12月03日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムの問題点が見えて来た。現状のまま「馴らし込み」を続けても致命的な欠陥は変わらないだろうと思う。以前から「電気が十分に流れていない!!」とは気付いて、何回かブログにも書いていましたが、根本的な処が出来ていなかったと反省しています。

旧事務所では2ヶ所のコンセントから電源を取っていましたが、現在の部屋では1ヶ所から全ての電源を取っています。一番最初に組む時に心配はしていたのですが、「やって見ろ」で始めました。しかし「電源供給不足」は現実のモノと考える様になりました。1系統の壁コンから20A近い電流を引き出していますので無理ですね。

対処方法は、自家の分電盤からもう1系統「壁コン」を増設する事になります。既に電工事屋さんに工事の申し込みをしましたが、12月は仕事が建てこんでいるらしく、タイミング待ちになります。


サブシステムの再構築のつづき①

2013年12月02日 | ピュアオーディオ

サブシステムの再構築を始めています。土日曜日にプリ?とパワーアンプや追加用のSP1セットが入荷しました。

殆どが30年前くらいの中古品ですので、まずは1台1台電源を入れ、暖めてSW類を確認しています。システム全体として一通り確認が終わり、今日始めて4チャンネルでサラウンドを楽しみました。

6chのシステムを2セット作る予定ですが、まずは1セット作り上げ、配線の接続の仕方や調整の方法等をマスターして2セット目に入りたいと考えています。

この10年間、「音質アップ」について色々なノウハウを獲得してきましたので、その技術を使って、廉価なシステムでもハイクラスのサウンドにしたいと思います。

まだ機材を集めていますので写真は載せられません。


予想できなかった「ふん詰まり」

2013年12月01日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムは「馴らし込み」を続けています。8段目の活性化が11月6日前後に来ましたが、その後また「ふん詰まり」をして来ました。最近の2週間くらいは「聴くのも辛い」状況のふん詰まり方で、ヌケやキレを殆ど感じる事も出来ず、音のエッジも安モノシステムみたいに「丸まって」しまって、鈍い音しか出て来ませんでした。

8段目の活性化以降は「更に一気にヌケて来るだろう」と予想していたのですが、更なる「ふん詰まり」と「苦行」が待っているとは予想できませんでした。既に馴らし込みも累計1000Hrを越えています。

今日辺りから少しまたヌケ始めて来たようです。累計時間から云っても「そろそろ・・・」と思っていますが、まだ予断を許しません。

使っている管球プリ1号や2号の性で「音が丸くなる」とお思いの方もいるかも知れませんが、1号、2号共にボリュームで苦労しましたが、内部配線は「特殊な銀線」で全てやっています。高SNで音数が非常に多く、ヌケやキレはTR型のハイクラスのアンプに引けを取らないグレードです。パンチ力も十分に持っています。それを持ってしてもチャンデバが「活性化」していないと宝の持ち腐れで、ひどいサウンドになります。現在も将来もチャンデバがネックで有り続けるでしょう。最新のDF-55を持って来ても同じ事になると思います。

先ほども述べました様に、今回の「ふん詰まり」もようやく峠を越えた様に感じます。少しづつキレとヌケが戻って来て、音の輝きが出て来た様に思います。