バンコク中心部冠水の恐れ・・・避難準備のため特別公休日5連休！

バンコクにも大量の水が流れ込んでいるという・・・

タイのインラック首相は25日夜、緊急演説をし首都全域が冠水する恐れがあると警戒を呼び掛けた。


～以下、10月26日読売新聞朝刊より抜粋～

２５日、冠水が始まったバンコク北部のドンムアン空港（ロイター）

バンコク中心部 冠水の恐れ

タイのインラック首相は25日夜、緊急演説し、大量の水がバンコクに流れ込んでおり、首都全域が冠水する恐れがあると、国民に呼びかけた。特に東部、西部、北部で危険が大きいと指摘、堤防の決壊やタイ湾で予想以上に潮位が高くなるなど、最悪の場合には、「全域が場所により10^セン_チから1.5^メー_トル冠水する可能性がある」と述べた。

避難準備5連休・滑走路閉鎖

　首相はこれに先立ち、同日の閣議で、住民の避難準備などのため、バンコクなど21都県を対象に特別公休日を設け、27日から5連休にすると決めた。

　バンコクや周辺では25日も浸水地区が拡大し北部のドンムアン空港が浸水を始め、同日夜、滑走路が閉鎖された。国内線を運航しているノックエア、オリエント・タイ航空の2社は当面、全便運休と成り、空軍も空港内基地にあるすべての軍用機を避難させると決めた。

　ターミナルビルには首相が陣頭指揮を執る政府の洪水対策センターなども置かれている。政府は、対策センターは空港に残すとしているが、周辺の冠水で孤立する恐れがある。空港内の避難所は26日に中心部の国立競技場などに移す方針だ。

　一方、政府は25日、被災した企業や農家などの復興支援として、総額3250億^バー_ツ（約8000億円）の融資枠の創設を決めた。融資対象には日系企業などの外資も含まれている。
　しかし、中部アユタヤとバンコク北隣のパトムタニ県の水没した七つの工業団地の復旧支援策は示されず、合計400社以上にのぼる日系の被災企業からは不満の声が強まっている。

解決の見通しが立たないようだ・・・被害が拡大するばかりだ・・・

人間の力なんて・・・自然の猛威の中では本当に如何することも出来ないくらい微々たるものなんだ・・・