シャープ、強気の大画面の販売強化！

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　歴史的な超円高が長期化の恐れ・・・

　自動車や電機などの製造業にとっては大打撃だ・・・

　今迄の様な企業努力だけによって

　今の事態を乗り切ってもらおうという様な事は不可能に近い状態だ・・・
　　

　電子部品各社も競争力維持のため・・・海外拡充！

　一段と国内の産業の空洞化が深刻に・・・


　そんな中、テレビ事業で日立やパナソニックがテレビ事業を縮小するなか・・・

　シャープは大画面の販売を強化！強気な販売戦略を・・・



～以下、10月22日読売新聞朝刊より抜粋～

インドネシアで７０型ＴＶ

　シャープは２１日、市販テレビで世界最大級となる70型液晶テレビを11月下旬にインドネシアで売り出すと発表した。中小型テレビの価格が下がる中、シャープは主力の堺工場（堺市）が強みを持つ大画面の販売を強化して、収益力を高める戦略を進めている。

シャープ、大画面の販売強化

　70型の投入は4月の米国が最初で、カナダ、メキシコ、中国、日本に続いて6カ国目となる。今後、東南アジア各国にも大画面を展開していく方針だ。3Ｄ（3次元）映像に対応していない現地モデルで、市場想定価格は43万5000円前後。ほかに22～60型の5機種も順次発売する。

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会長「ＴＶ事業は順調」

　シャープの町田勝彦会長は21日、大阪市内で報道陣に対し、テレビ事業について「すでにシャープは構造改革できれいに手を打っており、順調だ。黒字でいける。問題ない」と述べ、事業を縮小する考えがないことを明らかにした。

　パナソニックや日立製作所など国内大手がテレビ事業を縮小するが、「今後、新興国の需要がどんどん出てくる、テレビが家電の主役であることに変わりはない」と語った。

　シャープは6月、亀山工場（三重県亀山市）をスマートフォン（高機能携帯電話）向けの中小型パネルの生産拠点に切り替える一方、堺工場（堺市）が強みを持つ大型パネルを使った60型以上の大画面テレビの販売を強化する戦略を表明。2012年3月期の連結税引後利益で60億円の黒字を確保できる見通しだ。

しかし、産業界だけに頼っていても限界に近いのには変わりはない・・・

政府・日銀による本格的な円高対策が必要ではないのでしょうか。