「日本をよくする」気概を国会が示す番だ！

日本人は本当に忍耐強い・・・海外のニュースを見ていて、そう思うことが多い・・・

ニュースを見ていると・・・一部の国だけだと思うが・・・暴動に発展し、略奪も頻繁に起こっているように思える・・・

それに引きかえ、日本国民は他人を思いやり・・・ジッと耐え忍ぶことが多いみたいだ

・・・が・・・その状態に対して国のお役人が高をくくり、その上に胡坐をかいている様に見えるのだが・・・

その様に感じるのは私だけだろうか・・・


今朝の新聞の編集手帳欄の記事を転載してみます


～以下、10月31日読売新聞朝刊より抜粋～

編集手帳

　＜日本が敗戦から早く復興出来た秘密は何か＞。
ホワイトハウスを訪れた大平正芳外相（のちの首相）は、ケネディ米大統領の質問に＜災害が多いこと＞を挙げた♦怪訝な顔をする大統領に、大平氏は「日本人は耐えて、克服し、災害前より日本を良くするんだという気概を持ってきた。この力こそが復興の原動力だ」と語った♦本格的な復興予算の国会審議が始まった。野田首相は「国家国民のための大仕事」を誓った。同じ事に取り組んだ先人たちがいる。1995年の阪神大震災に直面した村山元首相は「従来の慣行やら制度にとらわれないで、やらなきゃならんことはやり尽くせ。責任は内閣で持つ」と閣僚や役人らにハッパをかけて前例のない予算措置や立法を進めた。最近刊行された『村山富一の証言録』（新生社出版）にある♦それでも実現しなかった被災者支援策があった。「ちゃんとできなくて本当に残念だったよ」。淡々として口調に村山氏の無念さがにじむ♦今回の大震災でも復興が遅れ、希望を持てない事に大勢の人達が耐え続けている。「日本をよくする」気概を国会が示す番だ。

本当に、今こそ政治家・役人の皆が一丸と成って日本再生に向けての道筋を示して欲しいと思います。