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このブログでも何度も書いていますが、
日本人の40歳以上でのピロリ菌保菌者は半数以上で50歳以上になれば70%の人が保菌者となっている現状があります。
このことは、決して他人事ではなく自分のこととして何らかの対策を取らないと駄目だということです。
今年の2月からは除菌治療が慢性胃炎にも保険が適用されるようになりました。
私ども夫婦は、そのピロリ菌を5分以内に98%~99%を死滅させる梅肉エキス(実験での結果)を常用していますが、
決して、安心しているわけではありません。何故なら、妻の母親は胃がんで亡くなっておりますから・・・
ただ、血液にも良いし・・・あくまでも予防医療の観点から続けております。
今朝は、そのピロリ菌に関しての記事を転載してみようと思います。
~以下、6月12日読売新聞朝刊より抜粋~
医療ルネサンス
ピロリ菌と病気
慢性胃炎の除菌も保険で
千葉県内に住む自営業の男性(60)は今年3月、東京都千代田区の医療施設「四谷メディカルキューブ」の人間ドックを受けた。2005年に脳出血で入院中に亡くなった父親が肺がんを併発していたことや、周りでがんで亡くなる人が相次いだこともあり、「がん検診を受けなければ」と思ったからだ。
検査の結果、幸い、がんは見つからなかったが、慢性胃炎と十二指腸潰瘍が見つかった。さらに、ピロリ菌への感染も確認された。
ピロリ菌は、胃に感染する細菌「ヘリコバクター・ピロリ」のこと。胃酸の分泌が少ない乳幼児期に、飲み水や、感染した母親との接触などからうつると考えられている。感染すると、胃の粘膜に炎症を起こし慢性胃炎の状態になる。
炎症が長期間続くと、胃や十二指腸に潰瘍をつくったり、胃の委縮が進んで胃がんなったりする。胃がん患者の9割以上はピロリ菌に感染しているとされる。
治療には、胃酸の分泌を抑えるプロトンポンプ阻害薬と、ペニシリン系、マクロライド系の計2種類の抗菌薬の飲み薬を使う。
これまでの除菌治療は、胃・十二指腸潰瘍や、早期胃がんの内視鏡治療後などの患者に保険適用が限られていたが、今年2月からは慢性胃炎にも認められた。
男性は4月初めに、同施設のピロリ菌外来を受診。処方された治療薬を1週間、朝夕2回服用し、約1か月後、除菌が成功したかどうかを調べた。
ピロリ菌の有無を探る尿素製剤を飲んだ後に、吐く息から出る炭酸ガスの成分を調べる検査を行い、ピロリ菌がいないことを確認できた。男性は「ずっと気がかりだったので、除菌できて安心しました」と語る。
除菌後は、1~2か月で粘膜の炎症が治まる。ただ、胃炎で押さえられていた胃酸の分泌が回復し、一時的に胃酸が逆流する逆流性食道炎が起こることもある。
また、除菌しない場合に比べて胃がんの発症の危険性を3分の1に抑えられるとされるが、完全に予防できるわけではない。胃炎の期間が長いほど、がんになりやすい組織の変化が起きている恐れがあるためだ。
消化器内科部長の伊藤