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理化学研究所が申請していたiPSによる臨床研究の実施が承認されました。
ようやく基礎研究の段階から、実用へ向けての門戸が開かれた訳です。
審議は移植後に本当にがん化しないのかなどが重点的に話し合われたようです・・・
その結果、前に進めていくことが妥当との判断に至ったとの事です。
臨床プロジェクトに携わられる方々には、あくまでも慎重に臨床研究を進めて頂きたいと思います。
~以下、6月27日読売新聞朝刊より抜粋~
iPS初の臨床へ
国の審査委了承 網膜再生 来夏にも
厚生労働省の「ヒト幹細胞臨床研究に関する審査委員会」(委員長=永井良三・自治医科大学長)は26日、理化学研究所などが申請していた、目の網膜に異常が生ずる難病「加齢黄斑変性」をiPS細胞(人工多能性幹細胞)で治療する臨床研究の実施を条件付きで了承した。今後は厚労省の正式承認を得た後、iPS細胞から網膜を作製し、患者に移植する治療が来年夏にも始まる。山中伸弥・京都大教授が2007年に人のiPS細胞の開発を発表してから約6年で、世界初の再生医療の実施に向け、大きく前進した。申請書によると、50歳以上で薬など既存の治療法が効かない
審査委員会は同日を含め計3回開かれた。厚労省の指針に沿って、iPS細胞から作った網膜の細胞が、移植後にがん化しないかなどを重点的に審議した。
理研などによる動物実験の結果などを踏まえ、「十分に時間をかけて審議した。前に進めるのが科学的に妥当と判断した」(永井委員長)として、最新の技術を使って移植に使う細胞シートの安全性の確認を行うことや患者への丁寧な説明などを条件に了承した。
高橋リーダーは「慎重かつ迅速に審査して頂いたと考えている。条件については、詳細を確認して対応する」とのコメントを公表した。
iPS細胞を使った臨床研究は、今後、重症心不全やパーキンソン病、角膜障害などの治療が計画されている。
■加齢黄斑変性
目の一番奥にある網膜の中央部の「黄斑」に、老化などで異常が生じ、視界の中央がゆがんだり、黒く欠けたりする難病。日本人は、不要な血管などが生じ、黄斑を傷つける滲出型が多く、国内の患者数は推計約70万人。