アナタは自分の体をどのくらいいたわってますか？

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先日、書きました前立腺がんや大腸ポリープ、さらに大腸がん・・・

知人などからもよく聞くことがありますが・・・

皆さんどのようなことから気付かれているんでしょうね。

前立腺がんやと・・・頻尿・・・と云われますが頻尿の度合いとか、

また、大腸ポリープの場合では、一体どんな症状が出るのか？？・・・などなど

解らないことばかりです・・・というか、メッチャ気になる症状がないから言えることなんでしょうか？


過日、妻がやはり胃の不調を感じ・・・

彼女の母が胃がんで亡くなったことを踏まえ胃カメラで検査してもらいましたが、

結果、これといった以上は見つからず。メデタシ！メデタシ！だったんですが、

余りにも神経質に気にし過ぎても・・・また、余りにも無神経でも駄目なんでしょうね。


若い頃は、暴飲暴食で体のことをほとんど考えたことがなかった私ですが、

近年は適度な筋トレ＆有酸素運動を取り入れ、

食生活もどちらかといえば腹八分目、野菜は昼・夜合わせれば400～500グラムは摂り

飲酒も以前の様な飲み方は一切しなくなりました。


誰だって病気にはできるだけ罹りたくはありません・・・

己ができ得ることをやって、万が一、病気になってしまったのであれば少しは納得できるかもしれません。

健康寿命を維持して行くことを目標に、出来ることを今後も続けなくてはと考えています。


今朝は、内視鏡に関する記事を転載してみようと思います。

～以下、10月8日読売新聞朝刊より抜粋～

先端の器具 腫瘍焼き切る

内視鏡どう使う？

　前回、大腸がんの診断で内視鏡が使われることを紹介しました。今回は、内視鏡についてさらに詳しく説明します。
　内視鏡は、先端部分にカメラがついた直径約1㌢の軟らかい管で、これを肛門から挿入します。医師はカメラが撮影した映像をテレビ画面で見ながら内視鏡を操作し、腫瘍を見つけたり処置をしたりします。

　大腸がんの治療で内視鏡が使えるのは、腫瘍の深さが浅く、転移がないケースです。治療法は大きく3種類あり、腫瘍の形や大きさなどで使い分けます。

　「ポリープ切除術」はその名の通り、粘膜表面からぷっくり膨れたポリープと呼ばれる腫瘍を切る治療法です。内視鏡の先端から飛び出た投げ縄のような金属(スネヤー)をポリープに引っかけて、締めながら電気で焼き切ります。

　腫瘍が平らだったり、くぼんでいる場合には、下に薬剤を注射して腫瘍を浮き上がらせ、スネヤーなどで切り取る「内視鏡的粘膜切除術」を行います。
　スネヤーを引っかけられないほど腫瘍が大きい場合は、薬剤を注射して切除範囲を浮き上がらせて、先端に取り付けたメスなどで切り取る「内視鏡的粘膜下層剥離術」が行われています。この治療は、医師に高い技術が求められます。日本消化器内視鏡学会が専門医制度を導入しているので、受診先の医療機関に専門医がいるか確認するとよいでしょう。

　内視鏡を使った「仮想病理検査」というものも広がっています。現在は切り取った腫瘍を顕微鏡で見てがんかどうかを見極めますが、これを内視鏡検査の画像を拡大してみることで行うものです。検査の日数が短縮できる利点があります。
　大学病院などで試験的に導入されている段階ですが、診断の精度が上がれば、治療のスピード化につながると期待されています。

(森正樹・大阪大病院消化器外科教授、聞き手・松田俊輔)