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子どもの病気ほど辛いものはありませんよね・・・
娘のところの下のチビは、やはり寒くなってくると膝の痛みが増すようで
先日も、かつて妻が使用していたひじ用のサポーターを送ってやりました。
大人のひじ用ですから、子供の膝にも使用できるとの思いからなんです・・・
或るお薬を飲むと胃が痛くなるようで・・・
診察の日に、チビ本人が先生に色々と質問していた様子を電話で聞いたことがあるんですが、
先生が治療に関して「どうしたい?」と聞かれた時・・・
チビは勘違いをしたらしく「病院も遠いし、お金もかかるし・・・」といったそうです。
大人達は笑ってしまったらしいのですが・・・チビなりに治したい・・・でも、
お父さんお母さんに無理をさせてるんじゃないか・・・と
色々と小さな頭の中で懸命に考えてるんだな・・・と可哀そうになってしまいました・・・
その後、妻とのお寺巡りの時にひざ用のお守りを買い求め早速送ってやりましたが、
チビはチビなりに私達に気を遣い、元気な声で色々と喋ってくれました・・・
一日も早い完治を願ってやみません。
今朝は、子供の患者の意思決定についてのQ&Aを転載してみようと思います。
~以下、10月17日読売新聞朝刊より抜粋~
医療ルネサンス
ここちゃんの選択
子の意向聞き最新治療を
Q&A
子供の患者の意思決定について、欧米の事情にも詳しい小児外科医の多田羅竜平さんに聞いた。――まず意思決定の前提となる病気の告知は、どこまで話すべきでしょうか。
「日本も批准している国連の『こどもの権利条約』には、表現の自由や知る権利が規定されています。ただ、重い病気などを伝えるべきかは意見が分かれます」
「かつては、過酷な状況から子供を守るべきだという考え方から、本当のことを伏せて治療するのが一般的でした。近年は、真実を伝える方がメリットが大きいことが様々な研究で報告され、日本でも病気を伝える傾向にあります」
大阪市立総合医療センター
緩和医療科部長
兼緩和ケアセンター長
緩和医療科部長
兼緩和ケアセンター長

――子供に病気のことを伝えるメリットは。
「本人が納得して主体的に治療に励めるうえ、医療者や家族との信頼関係が築きやすい。真実を知らされないと、不安やストレスがより大きくなり、様々な状況から本当のことを知り、不信感を募らせることもあります」
――どのように伝えればいいですか。
「うそをつかないことはもちろん、子供の理解度や気持ちを考え、言葉も選びます。『真実を伝えることは薬と同じ』という言葉がありますが、真実が深刻なほど、扱い方には適切な知識と技術と配慮が必要です」
「伝えた後のフォローも告知同様に重要です。告知を受ける際は大人でさえ、極度の緊張と不安で混乱し、医療者側が丁寧な説明をしても『頭が真っ白』で覚えていない、ということもあります。告知後も子供の疑問に答え、悩みを聞き、精神面に気を配り、正しい理解と主体的な意思決定ができるように援助します」
――難しい死の概念を子供は理解できますか。
「死の概念的(哲学的)な理解は発達段階で大きく異なり、大人でも難しい問題です。ただ、生物としての『死』、つまり『生き返ることはない』『すべての機能を失う』『生き物はすべて死ぬ』という基本的な特性は、多くの研究から7歳までに理解できるようになるとみられています」
――子どもの患者の治療の決定は、どのようにするべきですか。
「こどもの権利条約は、親に優先して治療に同意する権利まで定めていません。一般的には、子供と家族など関係者で話し合って決めることになります。最近の世界的な流れとして、判断能力がある子供には自己決定権を尊重するという考え方があります」
――実際の治療決定では、子供の状況を考えることが大切ですね。
「様々なケースがあるため、治療決定の方法は一律に決められません。家族などの関係者は『子供にとっての最適な選択(治療)は何か』を、本人の意向を踏まえながら考えることが大切です」
(山田聡)