日々のパソコン案内板
【Excel関数】 No.1(A~I) No.2(J~S) No.3(T~Y)
【Excelの小技】 【HTMLタグ&小技】
【PDFの簡単セキュリティ】
【複数フォルダーを一括作成するんならExcelが超便利だよ!!】
【アップデートが終わらない!? Windowsの修復ツールを使ってみる方法】
【削除してしまったファイルやデータを復元する方法ー其の一(以前のバージョン)】
【削除ファイルやデータを復元する方法ー其の二(ファイル履歴)】
【Excel振替伝票の借方に入力したら貸方に対比する科目を自動記入】
【手書きで書くように分数表記する方法】
【Web上のリンクさせてある文字列を選択する方法】
【Excel2010以降は条件付き書式設定での文字色にも対応!】
【Windows10のWindows PowerShellでシステムスキャンの手順】
2年ほど前の話ですが・・・
私が現在の場所に転居するまで、家族ぐるみでキャンプなど一緒に行動することが多かった友人と
ショッピングセンターでたまたまお会いしたことがありました・・・
立ち話の中で彼が前立腺がんの手術をした話をしてたんですが、
その時は、私の頭の中には「前立腺がん」という病気に関する意識は毛頭ありませんでした。
でも、最近、気になるようになってきています・・・何故なら・・・
ヘルニアを患った当時ほどではないにせよ、頻尿の傾向が出ているからなのです。
夜間、意識して水を飲む関係だと思うんですが・・・2回ほど起きるんですよね・・・
そして、排尿した後に水を飲む・・・
ただ、寝る前に水を飲まない時は起きることはほとんどないので
大丈夫なのか・・・な・・・と考えたり・・・(;^ω^)
でも、きっかけがあれば一度検査してもらうべきなんでしょうね。
今朝は、前立腺がんに関する記事を転載してみようと思います。
~以下、10月4日読売新聞夕刊より抜粋~
前立腺がん
日本人男性では4番目に多い前立腺がんは、他のがんより進行が遅く、転移する前に見つければ根治が望めます。近年は体への負担の小さい手術ロボットや、患部に放射線を集中的に当てる装置が普及し、治療に伴う合併症も減っています。
なぜ起きる?
前立腺は尿道を取り囲む男性特有の臓器で、精子の動きを活発にする前立腺がんは、ここに男性ホルモンが作用して発病します。男性ホルモンをつくる機能を失った中国のロボ手術 合併症少なく
患部集中の放射線治療も
でも、ホルモンの分泌量が多くても、必ず発病するわけではありません。発病の危険性を高めかねない要因は、「60歳代以上」「家族歴」「高脂肪の食生活」の三つが知られています。家族歴では、血縁関係のある父親と兄弟のうち2人以上が患者だと、発病率が3~5倍に上がるとされます。
どんな症状?
早期は自覚症状がほとんどありません。排尿困難や頻尿は特徴的な症状ですが、前立腺肥大症で起きる場合が大半です。これらが前立腺がんで表れれば、かなり進行しているはずです。さらに進むと、前立腺近くのリンパ節のほか、骨盤などの骨に転移し、痛みが出ます。肺や肝臓に転移することもあります。
どう治すの?
がんの悪性度と、前立腺から血中に溶け込むたんぱく質「PSA」の数値がともに低ければ、治療はせず、通院してPSA値を監視します。治療が必要になると、転移がなければ原則、手術か放射線照射を行います。手術ロボットを使う施設が増えました。執刀医は内視鏡で患部を間近に見ながらアームを操り、前立腺を摘出します。開腹する手術では尿失禁や勃起障害が起きることもありましたが、ロボットなら排尿に関する括約筋と勃起神経を傷つける危険性が大幅に減ります。傷口も小さく、10日から2週間で退院できます。
放射線では、患部に当たる線量をより正確に高くできる「強度変調放射線治療(IMRT)が広がっています。周辺組織へのダメージをより少なくできます。毎日少しずつ放射線を当てるので、2か月程度の通院か入院が必要です。10年、20年後に直腸や膀胱にがんができる確率が一般より高くなるとされています。
放射線物質のカプセルを前立腺に埋め込む「密封小線源」という方法もあります。線量はIMRTより高く、3日程度の入院で済みます。
手術と放射線で効果に差はありません。厚生労働省研究班によると、10年生存率は97.7%です。
転移がある場合、男性ホルモンの分泌を妨げるホルモン剤を使うのが基本です。多くは2、3年以内に効きにくくなりますが、近年は別のホルモン剤や、抗がん剤で生存期間が明らかに延びています。
予防には?
発病は予防できません。大豆やトマト、ブロッコリーを食べていた人に発病や悪化が少なかったとの報告はありますが、確立されたものではありません。タバコは、発病との関連は不明ですが、がんの進行や再発への影響が指摘されています。がんと診断されれば禁煙した方が良いでしょう。PSA検査を定期的に受ければ早期発見できます。50歳を過ぎたら一度は検査を受け、その数値を基準に変化を追うことが重要です。
井上貴博
京都大准教授
(泌尿器科)
京都大准教授
(泌尿器科)
前立腺がんは、PSA検査を受けるか、たまたま前立腺肥大症などにかからない限り早期発見できません。肥大症でも数値が高まるという検査の特性や、がんの初期には治療せず監視する選択肢があることを十分に認識したうえで、定期的に受けることが重要です。