入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

      ’16年「冬」 (8)

2016年01月17日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 今日の写真も昨年に芝平の手前、荊口(ばらぐち)の集落に残る古いバス停と、その背後の小屋を、この時も構図とかをあまり考えずに車内から撮った気がする。
 
 昨冬は一昨年の12月の段階で、車では牧場まで行くことができなかった。で、またその話になるが、あの時は車を捨ててからオオダオ(芝平峠)までの約3キロを、1時間で歩いている。ところがそこから牧場管理棟までの11キロほどを5時間もかけ、その間にキクは消息を絶ってしまった。かなりの雪はあったとはいえ、1時間で2キロしか進んでいないことになる。このコースは、通常なら車で通う通勤路である。しかも過去の積雪期に何度も歩いている。
 冬の星々を眺めながら行くという思い付きは悪くないと思ったが、所要した時間の長さについては、いまでもその原因が分からない。新雪のためスノーシューズを履いていても潜ることは潜る。だからシューを滑らせ、踏み込む、というように、2拍子の歩きにはなる。しかし昨冬、法華道も登ってはいるが、2回とも通常の所要時間である4時間少々で、変わりはなかった。
 確かに、いい歳をして、冬の夜間登山などするからだと言われれば、返す言葉もない。キクがいなくなったのもそのせいだと言われれば余計に、雪の山に消えたキクに済まなく、不憫な思いが募る。

 
アサンジ・アジモヘタ・キク、川上犬雌5歳(当時)

 1月12,13日、二日連続で、しかも著作権侵害の虞(おそれ)を覚悟してまで写真を載せ、シベリアの地に果てた日本人抑留民の慰霊碑建設に努力された渡辺さんのことを、新聞記事から紹介した。しかし、反響はなかった。それでも、あれ以上、心を動かすような話はもう、今年はなくてもいいとさえ思っている、今も。

 明日、入笠へ行くことになっていたが、今、雪のため中止になった。降雪予報は三日続く。これで車は無理になるだろう。
 こんばんさん、コメントありがとうございました。最近ビールの量を抑えてます。元気です。雪が止めば、上に登るつもりです。



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