今日の写真は再録かも知れないが昨年の1月、芝平の上部、山室川の砂防ダムから撮ったものだと思う。前年の暮れの23日、消息を断ったキクを探しにいった帰りのことで、今冬と比べると、雪の多さに驚く。
昨夜また、変な夢を見た。牧場の仕事を辞めて、山を去るという夢だったが、心のどこかにはそんな日の来ることを考えているのだろうか。引継ぎは何故か年末で、それも屋外の白蛇弁天の前の雪の上だった。後任はこれまた面妖なことに、東京で働いていたころの会社の青年で、他にも一人二人いたと思う。
ところがそんな時期に辞めるため、今冬の山小屋の予約者に対応するための要員が確保できないと言う。雪の中を歩いて登るような酔狂な職員などいないし、冬季営業は管理人の自主営業でやっていたことで、もうそこまでするすることはないというのが彼らの主張だった。といって、一度受けた予約を勝手に反故にするわけにはいかない。さてどうしたものかと思案しているところで目が覚めた。
夢と分かってからもまだ夢と現(うつつ)の狭間でうろついていたのだろう、あの小屋はもとより、もう牛とも、”天空の牧”ともおさらばしなければならないのかと、夢の続きをしばらく引きづった。
今朝起きたときの室内温度1度/7:00。マイナス4度までは覚悟、いや諦めてふるえている。
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