新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

2025年藤木八幡神社の梵天奉納

2025-01-29 12:30:18 | 観光地

本日はこの時期恒例、藤木八幡神社に奉納される梵天が奉納前の厄払いに当YHにも来てくれました。今朝までの雪も止み、到着時は青空で気温も+3℃まで上昇と、絶好のコンディション。今年の担当は昭和59年会。1年前から準備が始まり、数日間、集落を練り歩き、厄払いをした後、最後に八幡神社に奉納されます。

秋田県にある梵天奉納では、多くのところで今は有志によるものになって来ていますが、当YHのある藤木地区では、その年に厄年(満42才)を迎える男衆が行うことになっており、人生で一度きりの大イベント。秋田市、大仙市、横手市の一部で梵天奉納が行われていますが、年齢を決めて参加の地域は藤木を始め、3か所ほどしかなくなっているようです。

今回来られたのは、5名とかなり厳しくなってきたようです。今年は秋田市の大平山三吉神社も祭り維持のため、梵天奉納を日曜日に行うという苦肉の策に出ています。藤木八幡の梵天奉納も、昔からのシキタリを守って少数精鋭で行うか、祭り継続のため年齢制限を外すか、これから遠くない将来に決断を迫られるかもしれません。当YHでは微力で、金銭的には難しいですが、別な形で少しでも応援できればと思っています。

のち時々

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歴史のお勉強は男鹿市史から六郷町史に

2025-01-22 22:58:13 | 秋田古代史

先日来、男鹿市史を読んでいましたが、思ったよりも安東氏の記述が少なかったため、戦国時代まで達しました。他の自治体史でも、関ケ原の戦い以降の近世にはまだ手を付けないことにしていますので、ここで男鹿市史はお休みとなり、次は先月調達してきた六郷町史に移ります。

男鹿だと、なかなか細かい地名までは把握できておらず、遠い場所の話のような感じでしたが、六郷町史では、近場の地名や話が多く出てくるようで、やはり親近感がわきます。六郷町史では、総論的な部分は期待していませんが、やはりメインに知りたいのが六郷氏(二階堂氏)のこと。

六郷の街の話をする際や、2月に行われる「かまくら行事」なども六郷氏に関連していると言いますし、いろいろとお客様に話していることの裏付けが取れるかと思います。また近場でも知らないこともまだまだありそうです。

ただ、やはりここでも史料が少ないということは大きな問題になりそうです。自治体史の編集者は、史実に基づいてでないと書けないというのが原則ですが、その点こちらは想像も交えて勝手なことを云うことも可能です。とはいえ極論を展開するのではなく、一般的に見ればそうとも云えそうだ、というところが落としどころ。

近く六郷の話ですので、町史に出て来て気になる場所があれば、雪の状況を見ながら買い出しのついでにでも訪ねてみようかと思います。

のち時々

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2025年第一回角館の桜の開花予想

2025-01-21 22:55:14 | 観光地

まだこちら大曲では雪真っ盛りですが、予約の電話は3か月前ということで、4月中盤の桜の時期の予約が入り始めました。

既にウェザーニューズでは月初の1/9に第一回の桜の開花予想を発表しており、これによると、東日本は平年並み、北日本では平年より早まる予想とのこと。北海道では4月下旬に開花とのことで、過去には「連休に桜を見るなら津軽海峡を渡って」なんて話していましたが、それが定着しそうな感じになってきました。

今の段階では、これから3~4月の暖かさが開花に大きな影響を与えることになりますので、予想も微妙ですが、これまでの12~1月の状況を見る限り、個人的な見解としては、暖かい冬が続いていることから、平年より少し早めになるのかな?などと考えています。

平年だと秋田市の開花は4/17(2024年は4/10)、満開4/22(同4/14)で、角館は2024年が開花4/12、満開4/15で、過去には秋田市より4~7日遅れる傾向がありましたが、近年4月に気温の高い日が多くなってきて、その遅延も短くなってきている傾向があるようです。

このため、2025年の角館の桜は、4月の気温にもよりますが、今の段階では4/14~4/25あたりに見に来る計画を立てておくのが無難なのかな?と考えています。ただし、予想や実績の発表に関しては、観光関係機関の場合は、観光客誘致の点から、早めに開花、遅めに散り始めを出す傾向もあるようで、行ってみても咲いていないとか、もうなかったなどという話も聞きますので、お気をつけください。(桜の写真は過去のものです)

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今朝も霧氷

2025-01-20 22:45:39 | 季節

連日の降雪で、屋根の雪もまたもたっぷりな状態。夜半と未明にー8℃台まで下がり、今朝、モヤが凍り付き、霧氷が見られました。40年前、橋幸夫の「霧氷」という曲があり、その霧氷を見たくて噴火前の雲仙普賢岳まで行ったものの見られずでしたが、ここ大曲では度々見ることができ、自分の家の庭で見られるようになるとは思いませんでした。

それでも昨日の昼間は少し暖かく、屋根から走り始めました。とはいえ駐輪場の左側の屋根からの雪は地面からの積雪とつながり、落ちなくなっていました。こうなると、下の雪を削って落ちる場所を造る必要がありますが、下手にすると、屋根からの雪で自分がつぶされることになります。

雪かきヘラで、切り離す作業となりますが、前からへらを入れて崩すと、当然自分の方に落ちてきます。こういう時は、横から切れ目を入れる必要があり、昨日もそうして切り離しました。

ついでに2階客室の窓から今回も手を伸ばして、屋根の上窓の近くに溜まった雪を屋根の先に送る作業も20分ほど行いました。今回屋根に上がるかどうかを考えていましたが、作業同様これで日程的にも先送りできたかと思います。

明日以降も少し暖かい日が続くとの予想ですので、無理せずに、太陽の力をお借りしましょう。

一時

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秋田市/大平山三吉神社・梵天祭り

2025-01-19 22:22:51 | 観光地

昨晩お泊りのお客様、少し時間に余裕があるようだったので、今日開催予定の秋田市の大平山三吉神社の梵天祭りの話をしたら、興味を持ってくれ、本日連泊で秋田市往復となったようです。

従来、三吉神社の梵天祭りは1/17の日にち限定のお祭りでした。ただ今年から日曜日に開催に変更になるとイベントカレンダーを作っている時に知りました。平日だと祭りに参加できる人が少ないため、祭り維持の苦肉の策とのこと。

本来神様に奉納する祭りは日にちで決まっており、花火などのイベントごとは曜日で決まっていることが多くみられます。少し情報に自信がなかったので、改めて調べてみたら、昨日の地方紙にも記事が出ており、テレビのニュースでも流されていて、大丈夫そうでした。

お客様が戻ってきた後に話を聞かせてもらったら、周りの人の話では、例年より人が多かったとのこと。祭りには「振舞い餅」がつきものですが、お客様は「振舞いきりたんぽ」を頂いて帰って来られましたので、夕食にきりたんぽを使わせていただきました。

この時期には珍しい晴れの天気で、積雪は82cmまで減少、夕方の送迎時にはきれいな鳥海山が出ていました。(梵天写真は過去の横手梵天コンクール)

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2回目の雪下ろしを迷うところ

2025-01-18 22:40:35 | 季節

先日からの雪で、今朝の横手の積雪は午前10時に今季初の3桁、101cmにまで増えてきました。というわけで、4日連続で今朝も除雪車登場。今年の除雪車オペレーターはかなりきっちりと仕事をしてくれていて、道もきれいになっています。

それでも気温はー4℃手前までしか下がらず、未明には屋根からの雪が落ちて、大きな音で眼が覚めるほどでした。

先日の屋根の雪下ろしで、今月中は余裕!と思っていましたが、少し怪しくなってきました。一昨日から始まった大人の休日パスで、パラパラとお客様があるので、どのタイミングでやるべきか、考え始めています。それでも予報では、来週も最低気温は下がるものの、日中の最高気温はプラスになるとのことなので、楽して雪下ろしを行わず、どれだけ太陽の力でとけてくれるかも期待できそうなので、迷う所です。

のち

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一番寒い時期に入りましたが

2025-01-17 22:35:33 | 季節

昨日からJR東日本の大人の休日パスの3回目の使用期間が始まり、当YHにもこの週末、パラパラお客様からの予約を頂いています。土日はスーパーが混むこともあり、また週末お客様の飛び込みがあっても対処できるように、金曜日はできるだけ買い出しに行くようにしています。

本日も必要最低限のものを求めて、買い出しに出ましたが、出かけるタイミングが悪かったのか、車を進めると田んぼの真ん中の道では、地吹雪状態になっていました。

例年、今頃から月末までが一番寒く、雪も最大値を記録する時期で、いつもならこのような地吹雪が普通な状況なのですが、今年は先にも書きましたが雪も決して多くなく、気温も連日プラスにまで上がり、暖かい冬とも言え、久しぶりの地吹雪の中の運転となり、少し緊張しました。

この時期、これが本来の雪国秋田だったりしますが、当YHに車で来られる方はほとんどいませんので、こうした経験をされる方も少ないかと思います。

さらに昨日からガソリン代が政府の補助金減少により値上げとなりましたので、雪だけでなく車で出かけにくい感じになってしまっているかもしれません。来てくれるのは除雪車だけで、今朝は3日連続で除雪車の登場となりました。

時々

 

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今回は雪、降っています

2025-01-16 22:28:05 | 季節

一昨日から降り出した雪は、今日の午前中まで降り続き、朝8時には83cmまで増え、この2日間で30cm積もった計算になります。今朝は6時頃に家の前を除雪車が通過しましたが、その後も降ったため、9時過ぎにもう一度、除雪車の通過がありました。

今年の除雪車の運転手さんはどうも例年より作業が細やかなようで、当YHの玄関入り口のところをギリギリまで除雪してくれており、除雪車通過後、いつもなら50cmほどの高さの雪山が残るのですが、今年はほとんどなしで、入口部分の除雪もほとんどしないで済んでおり、大助かりです。去年までは、お金を払ってでも、入口を一押ししてくれればなんて思っていたほどです。

それでも昼前には降雪も止み、2日連続稼働していた消雪パイプも止めることが出来ました。いつもなら降った後でも屋根から落ちてくる雪の処理で消雪パイプを動かしておく必要があるのですが、先週末に屋根の雪下ろしをしておいたので、落ちる雪の量も多くなく、またこれからも降ることがあるでしょうから、その際の稼働で合わせて処理できればと思っています。また落ちない部分の雪もほとんどゼロの状態からの降雪ですので、今回はまだ安心していられます。

一時

 

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街は見通しの悪い路地が多数

2025-01-15 22:19:41 | 季節

今回の降雪は、昨日の夜から降り始め、今日一日雪が続き、昨日の午後6時に51cmだった積雪は、今日の午後6時には71cmにまで増えてきました。昼間には買い出しに出ましたが、そろそろ大曲の街も道路わきの雪が気になる高さになってきています。

今朝も当YH前でも除雪車が走って道をきれいにしてくれましたが、どうしても除雪車走行後は、寄せた雪を処理する必要があります。それでも、近くには田んぼなど雪を寄せて置くスペースがありますので、まだいいのですが、街中は道沿いに建物があるなどから、ギリギリ寄せておくだけで、降雪が一段落して、業者さんの手が空くと除雪から排雪に作業が切り替わるのですが、今年はまだあまり排雪まで手が回らない様子。予算の問題だけでなく、人口減少などから来る働き手確保の問題もあるのでしょうか。

排雪が行われないと、道路と歩道の間に人の背を越えるほどの雪の壁ができることになり、店舗の駐車場などから出てくる車が左右を確認するため、車の前方を道に出してくることになるため、見通しの悪い交差点状態がそこここに出来上がり、走るにもハラハラします。今年はまだそこまでではないため、どうにか見える状態ですが、そうなると、一段と引きこもりということになってしまいますし、買い出しに行く場所も考える必要が出てきます。

時々

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男鹿市史は平安後期に

2025-01-14 22:15:08 | 秋田古代史

今週から半年ぶりの「1週間のお休み状態」に入りましたが、雪の面倒を見ないといけないので、遠出もできません。そのため、先月から時間の空いた時に読み進めている男鹿市史も、読むペースが上がってきています。市史や県史といったいわゆる自治体史を書かれる方々は、主に古い書物から歴史をひも解くようです。そうした史料では、今の秋田県域について書かれたものが少なく、さらに男鹿市に限定すると特に古代(弥生~平安)については限られています。

他の地域の自治体史でも、その地域についての文献がない場合は、広く東北地方に関する全般的な歴史の話で時代の空白を埋めることが多いようですが、今回の男鹿市史も同様に、男鹿にはほとんど関係のない、前九年、後三年の役などで平安後期は終わっていました。前九年の役は、その後の平泉藤原氏が栄えた岩手県南部(当時の奥六郡)が中心ですし、後三年の役は、秋田県ではありますが、仙北、平鹿地域が主たる地域。

また今回の男鹿市史で困惑するのが、誰の意見を書いているのかが混在していてわかりにくくなっている点です。今回の男鹿市史では前秋田大学学長の新野直吉博士の考え方を元に書かれているところが多くあります。市史の中で、時々新野氏の意見なのか、古い文献にある文章なのか、それをうけた市史の編者の意見なのかがわかりにくい箇所が複数あるようです。

これから先、鎌倉時代になると、鎌倉幕府から男鹿半島にも地頭職の武士が派遣されてくることになりますし、「吾妻鏡」という鎌倉幕府の実績(?)を記録した古文書が存在することで、男鹿地域も少しは歴史的に賑やかになりそうで、楽しみです。(写真は本文とあまり関係ありません)

のちのち

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