先日の鳴子温泉ツアー。姥の湯旅館での入浴の後、立て続けだったこともあり、河原で湯冷まししたり、買い物していたら昼近くになってしまい、帰路を兼ねて鬼首温泉に向かいました。
鳴子から15分ほどで鬼首温泉郷。間欠泉が見たかったのですが、本日休みの看板。滝壺温泉も入りたかったけど、入口にはかなりの車があったので、鬼首の宮沢地区にある温泉、大新館に入浴。
入浴料500円。男女別内風呂と離れに(男女別)露天がありました。同じ源泉のお湯だったので、露天はパスして、内風呂に。新良の湯・大新館源泉の混合泉で食塩泉系のアルカリ性単純温泉。源泉77.7℃でpH8.4、無色で水垢状の湯華が舞い、薄っすらと硫黄臭。分析表には無臭とあったので、体にこびりついた硫黄臭だったかもしれません。
ヌルメで柔らかい感じのお湯でしたが、そろそろ体がへたってきたので、サッと。その後、一休みしたのち、帰路に着きました。結局、1泊2日の鳴子温泉ツアーは、10軒13湯にて打ち止めとなりました。
(亀若の湯)
先日の鳴子温泉ツアー。9時を廻り、鳴子の温泉旅館の一部が日帰り入浴として解放される時間となりました。ということで、昨日の東多賀の湯と同様に国道沿いにある姥の湯旅館にまっしぐら。ここは4つの源泉で違うお湯に入れるというヘビー級の施設で自炊棟も併設。受付時の案内で、露天は清掃中で入れないとのこと。
入浴料550円。まずは単純温泉の「亀若の湯」。源泉は姥の湯(芒硝泉)源泉でナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉で49度、pH7.2。お湯は薄茶色で金気臭、無味で底に赤い鉄粉の沈殿があるほど。秋田県では多く見られる系統のお湯ですが、鳴子では少数派。でもインパクト強い鳴子のお湯が続いたので、ほっと安心できるいいお湯でした。
(こけし湯)
2湯目は、硫黄泉の「こけし湯」。源泉は姥の湯(硫黄泉)源泉で、これも自家源泉。含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉で源泉65度、pH7.0。有無を言わさない白濁の硫黄泉で、メタケイ酸も285mg/㍑と、長湯したくなるいい湯でしたが、長湯は危険な温泉。
3つめの湯に入ろうとしたら、旅館宿泊者専用との表記があったため、遠慮せざる得ませんでした。そういえば案内の時に、2つの湯があると云われたのは、そういうことだったのかと。鳴子の上のほうは薄めの白濁の硫黄泉が多く、河原沿いの下のほうは、濃い白濁の硫黄泉が沸いているようです。のち
今朝も冷え込み、先日の鳥海山に続き、今日は秋田市にある太平山が初冠雪。田沢湖周辺でも雪になり、乳頭温泉の黒湯でも5cmの積雪となったとのことです。
さて、先日の鳴子温泉ツアー。川渡共同浴場で始まった2日目。川渡から中山平まで走り、星沼山荘に併設されているレストハウス星沼のオープンに駆けつけました。さすがに誰もお客さんはおらず貸切。
入浴料500円。自家源泉の8号地1号泉で含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉、源泉98.8度、pH9.9と強アルカリ泉。ここも中山平の特徴の一つであるヌルヌルうなぎ湯で、メタケイ酸も303mg/㍑と大奮発!内湯ひとつで、シャンプーも石鹸もシャワーもありませんが、薄笹緑色の湯はとても気持ちのよいものでした。設備的な面や衛生面ではしんとろの湯や琢秀にはかないませんが、お湯だけなら、いい勝負かと。
先日の鳴子温泉ツアー。ナイトツアーのあと、道の駅伊達まで走り、道の駅で車中泊となりました。初めての車中泊は思った以上に快適でした。湯当たり気味で疲れていたこともあり爆睡してしまい、2日目は朝5時半に目覚め、6時から活動開始。
2日目の1湯目は、6時から入れる川渡温泉の共同浴場。入浴料200円は箱に入れる無人タイプ。川渡支所前源泉で、含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉、源泉54℃、pH7.2。笹緑濁で硫黄臭。昨日の段階で全身硫黄臭になっていましたが、今日も朝から硫黄臭に塗れることになりました。共同浴場ですので、蛇口はあるもののシャンプー石鹸、シャワーはありません。でもお湯がとても良かったので、2日目も、初っ端からご機嫌なスタートとなりました。
(道の駅の早朝)一時
先日の鳴子温泉、夜の温泉ツアーでは、勢いでもう一つ。鳴子温泉の共同浴場の双璧、早稲田桟敷湯にも滝の湯のあと出向きました。昼は少し離れた湯めぐり駐車場から歩く必要がありますが、駐車場が8時までで閉鎖になるため、夜なら前に路上?ということで、路上駐車して入浴。
入浴料330円(夜8時以降、通常540円)。町有下地獄混合源泉と東北大学鳴子分院混合泉のミックスで源泉85℃、pH7.6。含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉でほぼ無色透明で水垢状の湯華、硫黄臭、無味。内湯一つで洗い場はあるものの、シャンプー石鹸はなし。湯船の間にあるボーリングの玉返しのようなところに源泉が注がれていて、その中は熱湯!加温、加水、循環、消毒なしが多い鳴子温泉では珍しく、ここは加水と循環あり。
夜は地元の人が大半のようで、脱衣所や浴室に入る際には、「おばんです」と声をかけるのがルールのようで、観光客が多い昼とは違う一面を見た気がしました。渋めの温泉街の中の異空間。鳴子温泉ツアー初日はこれで終了、6軒、8湯の入浴となりました。時々
昨日の台風通過に伴う大荒れの天候の後、気温も上がらず、鳥海山では初冠雪となりました。昨年と比べると10日遅いものの、ほぼ平年並みとのことでした。
さて、先日の鳴子温泉ツアー。夕方、一休みして夕食も済ませたことで、体力も回復(?)、初の夜の温泉ツアーに出向きました。観光客も減っている時間と思い、鳴子温泉まで戻り、共同浴場のハシゴ。
最初は有名な共同浴場、滝の湯に行ってみると、建物前に車を止めるスペースが空いていたので、突入!入浴料150円と鳴子温泉郷で最安値。周りには高級温泉ホテルが林立しているので、施設の渋さもあって、観光客と地元客でごった返し。
酸性-含硫黄-ナトリウム・アルミニウム・カルシウム-鉄(Ⅱ)・硫酸塩泉と長ったらしいもの。このお湯は裏の温泉神社源泉が主で、他の多くの温泉が使っている町有下地獄源泉が足されているようです。源泉46℃、pH2.8と鳴子温泉郷で一番酸性度の高いお湯。浴室には内風呂が一つ、打たせ湯用風呂が一つ(滝2)で4本の木の樋で湯が供給されており、内風呂は熱め、打たせ湯風呂は39℃くらいのヌルメ。
薄青白濁で硫黄臭プンプンのいいお湯。とにかく入浴客が多く、写真撮影禁止とのことで、夜の撮影は出来ませんでした。でも、明朝、営業開始前にちょいと、窓から盗撮させて頂きました。駐車場がないのが難点です。建物前に路上駐車が3台分?!回り道して、温泉神社の裏(上)の鳴子ホテル隣の空き地がかなりスペースがあったことは、後でわかりました。
先日の鳴子温泉ツアー。さすがに3軒一気にハシゴ湯したので、体力的に厳しく、鳴子の街を視察を兼ねて散策。その間に陽も傾き始め、旅館系の入浴時間の締め切りに近くなってきたので、狙っていた東鳴子温泉の高友旅館に。ここは誰の評価を見ても高得点をつけている温泉旅館。かれこれ20年以上前に飛び込みで泊まったことがありますが、その時分には、「汚い温泉!」というイメージでした。
入浴料500円。館内には4種類の湯があるそうですが、一つは女性専用で入れず。もう一つは湯が張っていないということで、2つのお湯に入ることが出来ました。最初は一番有名な大浴場。そういえば、ここの大浴場は混浴でした。恐る恐る入ると、もちろん貸切。湯船は黒湯とも呼ばれるだけあって、濃い笹緑濁。幸の湯源泉で含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉で源泉57.8℃、pH6.7。
味はないものの、硫黄臭ともアブラ臭とも云える独特な匂いに満足。年をとると、趣向も変わるもんだと。誰もいない浴室でブツクサと独り言。隣のプール風呂も湯が抜けていましたが、その湯口にも、床にも温泉成分の析出。
次に迷路のような建物の中を散策し、たどり着いた2つめの風呂、ひょうたん風呂。源泉は玉の湯源泉で、女性専用のラムネ風呂と同じお湯。ということは泡つき?と期待したのですが、ほとんど泡は付きませんでした。何が違うのでしょうか?!源泉49℃、pH6.5ということですが、湯船はかなりヌルメ。後で聞いたら東日本大震災の後、源泉の温度が下がってしまったとのこと。まあ、誰もいないと思われる日に、ここで2つも入れたのだからと。大満足でした。のち
今週も週明け早々台風が本州縦断コースとのことで、更に連休最終日飛び込みのお客様ありませんでした。それにしても今年は天候に泣かされる日がとても多い気がします。
さて先日の鳴子温泉ツアー 中山平温泉2軒入浴で、ヌルヌルのうなぎ湯が続き、次は気分転換に鳴子温泉まで戻り、違う種類の温泉に。3軒目は、スーパー近くの国道沿いにある東多賀の湯。
入浴料500円。風呂は内湯が一つだけで、蛇口やシャワーなどはありません。本当の湯治場状態で、国道沿いにこんなに渋い温泉があるとはさすが鳴子!源泉は東多賀の湯1号泉で自家源泉。含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉のお湯で源泉45℃、pH5.4の弱酸性泉。
湯船は真っ白に濁り、強い硫黄臭が漂い、これぞ多くの方がイメージする「ジャパニーズオンセン」。源泉井戸近くでお湯にガスが含まれているため、浴室の低い場所に多くのガス抜き穴がありました。少しヌルメのお湯でしたが、3軒目ということもあり、長湯してしまいそうになりました。のち
先日の鳴子温泉ツアー。一軒目の琢秀を後にして、中山平温泉郷の諸々の温泉施設が何処にあるかチェックして、国道沿いの日帰り入浴施設、しんとろの湯に到着。建物もきれいで場所もいいので、駐車中の車も多く、折角だからと2湯目に。
入浴料420円。源泉は星沼源泉1号と新コミュニティ源泉の混合湯。含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉で源泉93℃、pH.9.4と強アルカリ泉。アルカリの強さとメタケイ酸403mg/㍑でこちらもヌルヌル、うなぎ湯で、数値だけを見れば琢秀を遥かに越えていました。
薄っすらと黄色がかったお湯からは硫黄の臭いがして、温泉感は抜群。内湯が一つだけのシンプルな浴室には、引っ切り無しにお客さんが来ていました。湯使いも悪くなく、木の樋にお湯を通すことで適温化して、加水なしとのこと。ただ、混んでいて落ち着かないかな?!琢秀とは甲乙つけがたしでした。さすが噂通りの中山平温泉でした。
昨日までの鳴子温泉ツアーの最初に目指したのが、鳴子の西にある中山平温泉。ここはヌルヌルのうなぎ湯が有名な温泉があり、とても気になっていましたので、真っ先に目指しました。
ということで鳴子温泉郷、記念の1湯目はうなぎ湯で有名な琢秀。入浴料800円。(混浴)露天は湯量が足りないため入れないとの説明でしたが、ほかに内湯が2つ、(男女別)露天1つ。①まずは混浴露天に続く、内湯の長生の湯。新1号源泉で、含硫黄-ナトリウム・炭酸水素塩・硫酸塩泉で源泉100℃、pH8.9のアルカリ泉。お湯は噂通りのヌルヌル感。アルカリ+メタケイ酸225mg/㍑のパワーで、よく言う化粧水状態。ただ浴槽は露天の内風呂扱いなので、3人も入ると狭く感じる程度。ヌルめで長湯しそうになりましたが、まだ先が長いのでサクッと出て、2つめ。
②階段から降りた離れにある男女別露天、日替わりでこの日は亀の湯。こちらは他の施設でも使われている白須5号泉で、含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉。源泉100℃、pH9.2、メタケイ酸は302mg/㍑で、こちらもヌルヌル。3つめの風呂は石橋(しゃっきょう)の湯で、長生の湯と同じ新1号泉を使っていたので、入浴はパス。噂通りのヌルヌル感に初っ端から鳴子温泉郷のインパクトを感じました。