引きこもり生活で続けている秋田の鉱山のお勉強。ようやく秋田県内陸部が一通り終わり、沿岸本荘・にかほ地域になりました。岩手県では内陸部の金銀、硫黄などから太平洋沿岸部になったらマンガン、鉄鉱石と採掘できるものが大きく変わりましたが、秋田県の場合、内陸では金銀銅がほとんどでしたが、日本海沿岸では石油というのがメインになってきます。
手始めに本荘市北部の由利油田。現在の道の駅岩城の北辺りにあった油田で、勝手、内道川から小さいものは君ケ野、田中、高畑、亀田油田と点在します。鳥海山麓には由利原、鮎川の石油・ガス田があり、ここでは日本で初、頁(シェール)岩から石油を絞り出すという、「シェールオイル」採取も行われています。更ににかほ市になると、一時日本最大とも云われた院内、桂坂、象潟の小滝、上浜油田と、今までぼんやりとしか知りませんでしたが、調べれば調べるだけ出てくる状態に圧倒されています。(写真は院内油田跡)
のち