新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

自然が豊かな秋田だから?

2024-06-07 23:58:32 | 観光地

秋田県の良さは何?という質問を秋田県の方にすると、自然が豊か、という答えを多く聞きます。秋田だけでなく、都会以外の場所では、多かれ少なかれ自然が豊かな日本です。でも秋田の人にとって、その自然は自慢の種。今回クマ出没の問題では、自慢の自然が裏目に出ていることになります。

都会の人に、旅行に行くなら?と尋ねると、温泉やグルメという目的形の答え、非日常を感じるためという現実逃避的な答えの他、自然を楽しみたいと云う答えもあるようです。ただこの場合の「自然」と云うのは、観光地的自然で、人の手が入って整備された自然を指すことが多いようです。近年ブームのグランピング(キャンプの贅沢版)などは、そのよい例かもしれません。

秋田にある自然の大半が、人の手が入っていない、本来の自然と云えるでしょう。自然なのだから、当然いろいろなリスクも伴います。クマ出没もその一つ。秋田では他に、ツツガムシ病やマムシ、ヤマヒルなどの危険も伴います。動物だけでなく、毒キノコ、トリカブトや水仙など山菜と間違える草などがあったりしますし、地形的にも危険な場所が多くあります。天候でも、大雨による洪水や大雪などは自然の一端とも云えるでしょう。

これらのことを制するというのは、かなり無理が伴いそうで、本気でやるなら莫大な費用や人手が必要です。またいくら費用をかけても、砂場に撒く水のように、いくら投入してもすぐにしみ込んでしまいそうです。ツツガムシ病というのはかつて新潟山形周辺の広範囲にいた風土病のようですが、これが河川工事による湿地帯の減少などにより生息地域が減少し、今では山間部を中心に「封じ込まれた」ような状況になっているようです。

河川工事や圃場整備といったことによる二次的影響ではありますし、ツツガムシ病を退治するために行ったことではありませんが、仮にツツガムシ病を減らすために同様のことを行ったとしたら、目玉が飛び出すような費用になったと云えそうです。

熊に話を戻せば、自然界の食物連鎖で最上位に位置する動物なのでしょう。食物連鎖自体が中途半端に崩れ、連鎖では熊の上には人間しかいなかったものの、その人間も熊を狩ると云うことをしなくなり、今のような状況になったとも云えます。これを元に戻すのもご時世柄、いろいろと大変な昨今、当分の間は、熊と共生するにはどうするかを考えていく必要があるのでしょう。

人口減少率日本一が見込まれる秋田県。いずれ人間よりも熊の方が多くなる、なんて将来も考えておく必要があるのでしょうか。

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見に行くのが大変な西馬音内盆踊り

2024-06-06 23:52:58 | 観光地

先日は、西馬音内盆踊りを見て、近くに泊まりたいので、宿を探しているとの問い合わせを頂きました。西馬音内盆踊りは毎年8/16-18開催で、富山市で開催される人気の「おわら風の盆」に似て風情があるとのことで、秋田県外からも見物客が多く集まる盆踊りです。

羽後町西馬音内地区で開催される数少ないイベントで、公共交通機関は少なく、宿泊施設も多くないため、当YHからも見に行く方がいらっしゃいます。ただ、祭りの終わりが夜10時半、それから車などで戻られても当YHに戻ってくるのが12時前後になってしまいますので、ご希望の方は予約時に一言言って頂けると助かります。

公共交通機関では、湯沢から西馬音内までバスがあります。祭り当日は臨時便が出る可能性がありますが、通常運行便は交通規制のため明るいうちに終わってしまいます。タクシーと云う方もいるようですが、新型コロナ以降、タクシーの台数は秋田県でも減少傾向で、早い時期から事前予約する必要がありそうです。宿泊施設に関しては、湯沢駅周辺、横手駅周辺のホテル旅館はありますが、祭り後の到着が深夜になる可能性がありますので、その旨言って頂いて、OKかどうかということになりそうです。

自前で交通機関の調達や宿泊の手配を考えるとパックツアーで行くことも一案です。人気の祭りと云うこともあり、旅行会社では多くのツアーを組んでいると思います。夜遅い祭りは、行くのも受け入れるのも一苦労です。大曲の花火のように宿泊客全員が同じ目的であれば、それに合わせたスケジュールを考えられるのですが、西馬音内盆踊りの時期は、一般のお客様もある可能性が強いので、悩ましい所です。(写真は過去のもの)

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建物北側駐車場の草むしり

2024-06-05 23:19:27 | 畑・工作

先日の駐輪場裏の草刈りから、また時間が空いてしまいましたが、明後日以降、気温が上がる気配が強くなってきましたので、本日漸く作業。暑くなると作業が厳しい北側駐車場の処理で、伸びすぎた雑草を手作業で引っこ抜きました。

20℃に達しない涼しいと云っても、炎天下での作業は汗が出ます。2時間ほどの作業で一輪車(ネコ車)で三杯ほどの雑草を抜いて、この作業は終了。途中から風が強くなってきて、続いて行う除草剤散布は風の影響を受けそうだったので、後日に延期。また玄関周辺の草刈りも刈った草が風で飛びそうだったので、こちらもそういう言い訳をして中止し、本日の作業はおしまい。

なかなか作業は思ったように進まないし、YHを始めて20年目、体も当時ほど無理が効かなくなってきており、自分に甘く、明日できることは明日に、なんていうことも増えてきています。あと20年経ったときにこうした重労働を回避するにはどうしたらいいか、今から考えておく必要がありそうです。

時々

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枝豆の発芽

2024-06-04 23:15:39 | 畑・工作

先週種蒔きを行った枝豆の畑で早くも発芽が始まりました。まだ芽が出た状態ですので、種で植えた豆の部分が起き上がってマルチから頭を出しただけで、鳥に狙われる一番危険なタイミング。本葉が出てくれさえすれば、鳥害もほとんどなくなるでしょうがもう少し先。それまで畝に張った糸に頑張ってもらいましょう。

隣のジャガイモの畝はかなり立派になり、一部では早くも花が咲き始めました。ここまではほぼ予定通り。収穫は早ければ7月上旬にはできるかもしれません。一時強風の影響で茎が曲がり始めていますが、これも想定の範囲内。花の次に実がなって、木が枯れ始めたら収穫の合図です。夏休みのお客様には出せるかと。

6月の畑作業は、そろそろ食用菊の背が伸びてきたので、風で倒れないように支柱を立ててやる作業と、先月植えた夏野菜の肥料袋の撤去とトマト・キュウリの支柱立て、ネギ畝の雑草対策など、それぞれ1日仕事で終わりそうなものです。他にはタイミングを見て、敷地内の雑草処理を行いましょう。

さて、テレビのローカルニュースでは、象潟の道の駅で小砂川産の天然岩ガキの販売が始まったとのこと。まだ初物状態ですので、値段は高く、テレビで見た時は下は800円から上は1500円と、最盛期の倍ほどの値段になっているようです。

時々のち

 

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大曲の花火の日(8/31)のキャンセル待ちは?

2024-06-03 23:11:59 | お知らせ

先日6/1に今年の8/31の大曲の花火の日の宿泊予約の受付を開始し、約20分でお陰様で満室となりました。その後もチラホラと予約問い合わせの電話を頂いています。中にはキャンセル待ちが出来ないかとの話も度々。毎年書いているのですが、キャンセル待ちは当YHでは受けていません。

その理由としては、近年のスマホシフトで番号に心当たりのない(迷惑)電話を受けないような設定を去れている方が多く、こちらから電話しても取ってもらえない状態が見られます。またキャンセル発生時にいちいち電話していたら、要する時間もバカになりません。さらに大曲の花火では、ある意味「なんでもあり」と思い、とりあえずキャンセル待ちに入れておけ、という方も多発すると考えられます。

このため、キャンセル待ちを受けるのではなく、キャンセルが発生した際にはHPやブログにすぐに書くことで、それを見たお客様が早い者勝ちで連絡という形をここ何年か取っています。たまたま電話したらキャンセルが出ていたという方も中にはあったかもしれませんが、それもこれも運次第。とはいえ、毎日電話するとか、深夜(12時以降とか)に電話するとか、あまり非常識なことは出来ればご遠慮ください。

時々

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6月のイベント 

2024-06-02 23:09:01 | 季節

6月は7-8月の大きな祭りを前に、あまり大きなイベントやお祭りはなく、地元中心のイベントが中心です。8日に雄勝で行われる小町祭りが観光客向けとしては今月最も見るべき祭りかもしれません。それでも今年は同時期に仙台で東北絆まつりが行われるので、見物客も限られそうです。

同じ週末、県北の小坂ではアカシア祭りがあります。今年は先月後半から県南ではアカシアの花の開花が見られ、祭りの時期まで周辺のアカシアが待ってくれるか難しいようです。

また例年月後半に開催される美郷町のラベンダー祭りは暖かさのせいで1週間早く開催開始。近年全国的にもなってきている男鹿北浦の雲昌寺のアジサイ祭りも始まりますが、昨年夏の暑さでアジサイの花芽が出ず、今年は例年よりもおとなしいアジサイになるとのこと。次の週からは十文字のさくらんぼ祭りがありますが、大きなイベントは少ないようです。

どうしても6月は一般の方は働いていて、5月連休後だし夏休み前で休みを取りにくい時期。観光的にはオフシーズンになります。道の駅や角館などに行くと、退職しただろう恒例の夫婦の姿を多く見るようになってきました。(写真のアカシア/ラベンダーは過去のものです)

のち

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2024年8/30、31(全国花火競技大会当日)は満室

2024-06-01 08:25:08 | お知らせ

2024年8月の全国花火競技大会の前日(8/30)、当日(8/31)の宿泊予約は、お陰様で満室となりました。(8:20)

その後もご連絡頂き、お断りした多くのお客様、ごめんなさい。

 

キャンセル待ちは受けていません。キャンセルが発生した際は、こちらで改めて募集を行いますので、時々見て頂けたらと思います。

また7/1に予定していた、8/31当日のみの宿泊予約の受付も行いませんので、ご注意ください。

 

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