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COPDに太極拳、呼吸リハビリと同等のSGRQスコア改善効果
Chest2018年5月18日 (金)配信 呼吸器疾患
中国で未治療の慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者120例を対象に、太極拳が呼吸リハビリテーションと同等の効果(SGRQスコア±4点以内の差)があるという仮説を無作為化試験で検証した。
その結果、太極拳または呼吸リハビリテーションによる介入終了時のSGRQスコアの群間差は-0.48(P=0.76)で、臨床的意義のある差を認めなかった。介入終了後12週時、SGRQスコアの群間差は4.5(P<0.001)で、太極拳群の方が良好だった。6分間歩行でもほぼ同じ傾向を認めたが、1秒量に変化は見られなかった。
Chest2018年5月18日 (金)配信 呼吸器疾患
中国で未治療の慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者120例を対象に、太極拳が呼吸リハビリテーションと同等の効果(SGRQスコア±4点以内の差)があるという仮説を無作為化試験で検証した。
その結果、太極拳または呼吸リハビリテーションによる介入終了時のSGRQスコアの群間差は-0.48(P=0.76)で、臨床的意義のある差を認めなかった。介入終了後12週時、SGRQスコアの群間差は4.5(P<0.001)で、太極拳群の方が良好だった。6分間歩行でもほぼ同じ傾向を認めたが、1秒量に変化は見られなかった。
神戸大が認知症予防事業 WHOや県内企業と連携
2018年5月17日 (木)配信神戸新聞
神戸大は6月から、約3万5千人の高齢者らを対象にした認知症予防事業に乗り出す。神戸市や世界保健機関(WHO)神戸センター、兵庫県内の医療・健康関連企業などと連携し、運動と脳の活性化を図る課題を組み合わせたプログラムを実施。認知症研究も進め効果的な予防法の開発にも取り組む。「認知症予防」に着目した長期的な実践研究はあまり例がないといい、「認知症予防の先進都市・神戸」を目指す。
厚生労働省の推計では、認知症の高齢者数は2025年度に全国で約700万人に上るとされる。アルツハイマー型をはじめ認知症の治療に効果的な薬は見つかっていないが、運動や睡眠、食事、脳のトレーニングなどが予防に効果があるとして注目されている。
そこで神大は、昨年6月に大学院保健学研究科や医学研究科などの共同プロジェクトを創設し、今年からプロジェクト推進室を設置。同市の65歳以上の高齢者や大学OBらに呼び掛け「認知症予防道場」と題した事業を6月から始める。
参加者には脳を活性化させる「認知課題」と運動を組み合わせたプログラムに定期的に取り組んでもらい、成果を評価。計約3万5千人まで参加者を増やし、活動量や生活習慣病に関わるデータを蓄積する。
県内企業とも連携。認知症の評価・診断を短時間でできる人工知能(AI)、認知症の診断指標となるバイオマーカーの開発も手掛ける。研究成果は、今後の認知症教育に役立てる。
神戸市は4月に「神戸市認知症の人にやさしいまちづくり条例」を施行、認知症予防や早期発見を目指す。医療産業都市の事業との連携も念頭に置いており、同プロジェクトについて「産官学が協力する理想の形。市民に成果を還元したい」と期待を寄せる。
神大の木戸良明保健学研究科長は「早い段階から個別に認知機能の変化を追うことで、神戸の高齢者の健康を支えたい」と話す。
2018年5月17日 (木)配信神戸新聞
神戸大は6月から、約3万5千人の高齢者らを対象にした認知症予防事業に乗り出す。神戸市や世界保健機関(WHO)神戸センター、兵庫県内の医療・健康関連企業などと連携し、運動と脳の活性化を図る課題を組み合わせたプログラムを実施。認知症研究も進め効果的な予防法の開発にも取り組む。「認知症予防」に着目した長期的な実践研究はあまり例がないといい、「認知症予防の先進都市・神戸」を目指す。
厚生労働省の推計では、認知症の高齢者数は2025年度に全国で約700万人に上るとされる。アルツハイマー型をはじめ認知症の治療に効果的な薬は見つかっていないが、運動や睡眠、食事、脳のトレーニングなどが予防に効果があるとして注目されている。
そこで神大は、昨年6月に大学院保健学研究科や医学研究科などの共同プロジェクトを創設し、今年からプロジェクト推進室を設置。同市の65歳以上の高齢者や大学OBらに呼び掛け「認知症予防道場」と題した事業を6月から始める。
参加者には脳を活性化させる「認知課題」と運動を組み合わせたプログラムに定期的に取り組んでもらい、成果を評価。計約3万5千人まで参加者を増やし、活動量や生活習慣病に関わるデータを蓄積する。
県内企業とも連携。認知症の評価・診断を短時間でできる人工知能(AI)、認知症の診断指標となるバイオマーカーの開発も手掛ける。研究成果は、今後の認知症教育に役立てる。
神戸市は4月に「神戸市認知症の人にやさしいまちづくり条例」を施行、認知症予防や早期発見を目指す。医療産業都市の事業との連携も念頭に置いており、同プロジェクトについて「産官学が協力する理想の形。市民に成果を還元したい」と期待を寄せる。
神大の木戸良明保健学研究科長は「早い段階から個別に認知機能の変化を追うことで、神戸の高齢者の健康を支えたい」と話す。
世界初、心臓病の新治療 iPS細胞で機能回復 Q&A
2018年5月17日 (木)配信共同通信社
人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った「心筋シート」を心臓に移植して心臓病を治そうという大阪大の臨床研究が、厚生労働省で条件付きで承認されました。
Q iPS細胞とは。
A 血液などの細胞に人工的に遺伝子を入れるなどして、さまざまな細胞に変化する能力を持たせた細胞です。山中伸弥(やまなか・しんや)・京都大教授のチームが作り、2012年のノーベル医学生理学賞を受賞しました。病気やけがで失われた組織や臓器を修復する再生医療への利用が期待されています。
Q 心筋シートとは。
A iPS細胞を心臓の筋肉(心筋)の細胞に変化させ、直径数センチ、厚さ約0・1ミリの膜状に加工したものです。京都大で冷凍保存されている拒絶反応が起こりにくいタイプのiPS細胞から作ります。これまでに患者自身の太ももの細胞から作ったシートも開発されていますが、心筋シートの方が高い効果が期待できます。
Q どう使うの。
A 手術で患者の心臓にシートを直接貼り付けます。移植した心筋細胞から出るタンパク質によって、心臓が血液を送り出す機能などが良くなると見込まれています。時間がたつとシートは消えてなくなります。
Q すごいね。
A iPS細胞から作った網膜細胞の移植は14年に行われましたが、今回は命に関わる心臓病がターゲットです。iPS細胞を心臓病治療に用いるのは世界初です。重い心不全の治療法として、新しい選択肢になるかもしれません。
Q 臨床研究は。
A 対象となるのは、血管が詰まって心筋に血液が届きにくくなる「虚血性心筋症」によって重い心不全となった3人です。澤芳樹(さわ・よしき)・大阪大教授は「本年度中に1例目の移植をし、3年以内に全員への移植を終えたい」と言っています。心臓の機能が良くなるか、安全性に問題はないかなどを検証します。
Q 慎重にやるのね。
A 移植に用いるiPS細胞を患者自身から作るのではなく、京都大で保存しているものを使う理由などを分かりやすく説明しなければいけません。薬などでは対処できなくなった心臓が、この移植の対象です。
2018年5月17日 (木)配信共同通信社
人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った「心筋シート」を心臓に移植して心臓病を治そうという大阪大の臨床研究が、厚生労働省で条件付きで承認されました。
Q iPS細胞とは。
A 血液などの細胞に人工的に遺伝子を入れるなどして、さまざまな細胞に変化する能力を持たせた細胞です。山中伸弥(やまなか・しんや)・京都大教授のチームが作り、2012年のノーベル医学生理学賞を受賞しました。病気やけがで失われた組織や臓器を修復する再生医療への利用が期待されています。
Q 心筋シートとは。
A iPS細胞を心臓の筋肉(心筋)の細胞に変化させ、直径数センチ、厚さ約0・1ミリの膜状に加工したものです。京都大で冷凍保存されている拒絶反応が起こりにくいタイプのiPS細胞から作ります。これまでに患者自身の太ももの細胞から作ったシートも開発されていますが、心筋シートの方が高い効果が期待できます。
Q どう使うの。
A 手術で患者の心臓にシートを直接貼り付けます。移植した心筋細胞から出るタンパク質によって、心臓が血液を送り出す機能などが良くなると見込まれています。時間がたつとシートは消えてなくなります。
Q すごいね。
A iPS細胞から作った網膜細胞の移植は14年に行われましたが、今回は命に関わる心臓病がターゲットです。iPS細胞を心臓病治療に用いるのは世界初です。重い心不全の治療法として、新しい選択肢になるかもしれません。
Q 臨床研究は。
A 対象となるのは、血管が詰まって心筋に血液が届きにくくなる「虚血性心筋症」によって重い心不全となった3人です。澤芳樹(さわ・よしき)・大阪大教授は「本年度中に1例目の移植をし、3年以内に全員への移植を終えたい」と言っています。心臓の機能が良くなるか、安全性に問題はないかなどを検証します。
Q 慎重にやるのね。
A 移植に用いるiPS細胞を患者自身から作るのではなく、京都大で保存しているものを使う理由などを分かりやすく説明しなければいけません。薬などでは対処できなくなった心臓が、この移植の対象です。
【広島】「基礎的研究 楽しんで」
2018年5月17日 (木)配信読売新聞
◇ノーベル賞 大隅栄誉教授が講演
2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典・東京工業大栄誉教授は16日、広島市南区で講演し=写真=、会場の高校生らに「性急に結果を求めず、いろんな基礎的な研究を楽しんでほしい」と呼びかけた。
講演は、広島大が4月に、情報科学部などを新設した記念として企画され、県内の高校生や大学生らも聴講した。
大隅さんは「半世紀の研究を振り返って思うこと」と題して講演。仕組みを解明したことが受賞理由にもなった、細胞がたんぱく質を自ら分解して再利用する「オートファジー」について解説。「研究を始めた当時は、みんなが、それほど関心を持たない分野だったが、今では読み切れないほどの論文が毎年出てくるようになった」とし、「はやりを研究するのも大切だが、まだ、人が関心を持たないところに興味をもち、新たな分野を立ちあげようという気概をもった研究者が多く出てほしい」と訴えた。
言われたことだけを研究する学生が多いとされることに触れ、「自分で考えて研究しないと面白くない。自分の責任でやったときの驚きや喜びを大事にしてほしい」と述べた。
2018年5月17日 (木)配信読売新聞
◇ノーベル賞 大隅栄誉教授が講演
2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典・東京工業大栄誉教授は16日、広島市南区で講演し=写真=、会場の高校生らに「性急に結果を求めず、いろんな基礎的な研究を楽しんでほしい」と呼びかけた。
講演は、広島大が4月に、情報科学部などを新設した記念として企画され、県内の高校生や大学生らも聴講した。
大隅さんは「半世紀の研究を振り返って思うこと」と題して講演。仕組みを解明したことが受賞理由にもなった、細胞がたんぱく質を自ら分解して再利用する「オートファジー」について解説。「研究を始めた当時は、みんなが、それほど関心を持たない分野だったが、今では読み切れないほどの論文が毎年出てくるようになった」とし、「はやりを研究するのも大切だが、まだ、人が関心を持たないところに興味をもち、新たな分野を立ちあげようという気概をもった研究者が多く出てほしい」と訴えた。
言われたことだけを研究する学生が多いとされることに触れ、「自分で考えて研究しないと面白くない。自分の責任でやったときの驚きや喜びを大事にしてほしい」と述べた。
米朝交渉、CIA高官が暗躍 国務長官の右腕、対話に道
ワシントン=峯村健司 ワシントン=峯村健司、ソウル=牧野愛博
2018年5月18日05時00分
今月9日、訪朝したポンペオ米国務長官と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との会談。ポンペオ氏の右隣で、身ぶり手ぶりを交え話をする銀髪の男性がいた。
複数の米政府関係者や外交筋によれば、この男性はアンドリュー・キム氏。韓国系米国人で、25年余り中央情報局(CIA)諜報(ちょうほう)員として東京などで勤務。最近までCIAソウル支局長を務めた。情報機関のCIA高官が国務長官の外遊に同行し、姿が公になることは珍しい。この写真は米側では公表されていない。
トランプ大統領は昨春、北朝鮮への「最大限の圧力」政策を本格化させた。外交ルートの交渉が行き詰まっていた国務省ではなく、CIA長官だったポンペオ氏に北朝鮮との対話を探るよう指示。CIAはオバマ前政権時の2010年ごろから独自に北朝鮮との対話ルートをつくっており、キム氏はその中心的役割を果たしたとされる。
キム氏は、北朝鮮が融和姿勢を見せ始めた1月以降、動きを活発化させる。2月末、平昌(ピョンチャン)冬季五輪閉会式に出席のため訪韓したトランプ氏の長女イバンカ大統領補佐官に同行。現地入りした北朝鮮の統一戦線部幹部と秘密裏に協議。3月末の正恩氏の中国訪問にあわせても北京入りし、同幹部と再び水面下で接触し、米朝首脳会談やポンペオ氏の初訪朝に道筋を付けた。
ポンペオ氏が2度目の訪朝をした今月9日。平壌に着いた専用機から降りてくるポンペオ氏を出迎える金英哲氏ら北朝鮮高官に交じってキム氏の姿が、翌10日に放映された朝鮮中央テレビに映し出された。先に平壌入りして北朝鮮側と協議をしていた可能性がある。米韓関係筋はいう。「キム氏がいなければ、米朝首脳会談は決まらなかった」(ワシントン=峯村健司 ワシントン=峯村健司)
史上初の米朝首脳会談に向け、水面下で北朝鮮側と接触してきたアンドリュー・キム氏。米中央情報局(CIA)元諜報(ちょうほう)員だが、もう一つの重要な顔がある。
昨年5月、CIA内に設立された「朝鮮ミッションセンター」の責任者。トランプ米大統領が、北朝鮮の核・ミサイル問題を専門に情報収集し、戦略を練るために設立を命じた。
キム氏は韓国のソウル高校出身で、朴槿恵(パククネ)政権初期までCIAソウル支局長を長く務めた。韓国の統一省や国家情報院と幅広い人脈があるという。
ある韓国高官は昨年10月、キム氏とワシントンで面会した時のことを覚えている。
キム氏は国家安全保障会議(NSC)に出席するため、ホワイトハウス内に執務室を持っていた。ポンペオ国務長官が「最も信頼する右腕」(米政府関係者)として、代わりにトランプ氏に北朝鮮情勢を報告することもあったという。
ワシントン=峯村健司 ワシントン=峯村健司、ソウル=牧野愛博
2018年5月18日05時00分
今月9日、訪朝したポンペオ米国務長官と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との会談。ポンペオ氏の右隣で、身ぶり手ぶりを交え話をする銀髪の男性がいた。
複数の米政府関係者や外交筋によれば、この男性はアンドリュー・キム氏。韓国系米国人で、25年余り中央情報局(CIA)諜報(ちょうほう)員として東京などで勤務。最近までCIAソウル支局長を務めた。情報機関のCIA高官が国務長官の外遊に同行し、姿が公になることは珍しい。この写真は米側では公表されていない。
トランプ大統領は昨春、北朝鮮への「最大限の圧力」政策を本格化させた。外交ルートの交渉が行き詰まっていた国務省ではなく、CIA長官だったポンペオ氏に北朝鮮との対話を探るよう指示。CIAはオバマ前政権時の2010年ごろから独自に北朝鮮との対話ルートをつくっており、キム氏はその中心的役割を果たしたとされる。
キム氏は、北朝鮮が融和姿勢を見せ始めた1月以降、動きを活発化させる。2月末、平昌(ピョンチャン)冬季五輪閉会式に出席のため訪韓したトランプ氏の長女イバンカ大統領補佐官に同行。現地入りした北朝鮮の統一戦線部幹部と秘密裏に協議。3月末の正恩氏の中国訪問にあわせても北京入りし、同幹部と再び水面下で接触し、米朝首脳会談やポンペオ氏の初訪朝に道筋を付けた。
ポンペオ氏が2度目の訪朝をした今月9日。平壌に着いた専用機から降りてくるポンペオ氏を出迎える金英哲氏ら北朝鮮高官に交じってキム氏の姿が、翌10日に放映された朝鮮中央テレビに映し出された。先に平壌入りして北朝鮮側と協議をしていた可能性がある。米韓関係筋はいう。「キム氏がいなければ、米朝首脳会談は決まらなかった」(ワシントン=峯村健司 ワシントン=峯村健司)
史上初の米朝首脳会談に向け、水面下で北朝鮮側と接触してきたアンドリュー・キム氏。米中央情報局(CIA)元諜報(ちょうほう)員だが、もう一つの重要な顔がある。
昨年5月、CIA内に設立された「朝鮮ミッションセンター」の責任者。トランプ米大統領が、北朝鮮の核・ミサイル問題を専門に情報収集し、戦略を練るために設立を命じた。
キム氏は韓国のソウル高校出身で、朴槿恵(パククネ)政権初期までCIAソウル支局長を長く務めた。韓国の統一省や国家情報院と幅広い人脈があるという。
ある韓国高官は昨年10月、キム氏とワシントンで面会した時のことを覚えている。
キム氏は国家安全保障会議(NSC)に出席するため、ホワイトハウス内に執務室を持っていた。ポンペオ国務長官が「最も信頼する右腕」(米政府関係者)として、代わりにトランプ氏に北朝鮮情勢を報告することもあったという。