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虐待児を一元的に支援 医師や弁護士がNPO設立

2019年04月09日 09時36分16秒 | 事故事件訴訟
虐待児を一元的に支援 医師や弁護士がNPO設立
2019年3月29日 (金)配信共同通信社

 虐待を受けた子どもの支援をワンストップで実施するNPO法人「神奈川子ども支援センターつなっぐ」が4月、横浜市に設立される。医師や弁護士ら専門家が、児童相談所や警察などの間に入り、必要なサポートをする。児童虐待を巡っては関係機関の連携が課題になっており、先進的な取り組みは注目を集めそうだ。
 「得意分野はそれぞれ違う。連携しないと最善の支援はできない」と話すのは、代表理事になる神奈川県立こども医療センターの田上幸治(たのうえ・こうじ)医師(50)。子どもの虐待が疑われる場合、児相や学校、病院、警察などと情報共有し、医療や法的サポートなど必要な支援を調整する。児相の関わりが終わった後も、長期的に子どもをケアする。
 これまで虐待された子どもは警察や児相から個別に事情を聴かれ、つらい体験を何度も話す必要があった。心身の負担を減らすため、一括して話を聞く「司法面接」の導入を目指す。内容は関係機関で共有し、法的証拠として用いることができるようにしたい考えだ。
 ただ、司法面接の知識を持つ人は少なく、人材育成のために児童福祉関係者や弁護士ら司法関係者への研修を実施する。
 児童虐待を受けた子どもの母親がドメスティックバイオレンス(DV)の被害者というケースもあり、親へのサポートも計画している。もう1人の代表理事に就任予定の飛田桂(ひだ・けい)弁護士(36)は「一つの機関で全てを担うのは不可能。子どもを中心に各機関をつなぎたい」としている。
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理系就職「家庭両立に難」 女子中高生の保護者調査

2019年04月09日 09時33分08秒 | 
理系就職「家庭両立に難」 女子中高生の保護者調査
2019年3月29日 (金)配信共同通信社

 女子中高生の保護者を対象に内閣府が行った調査で、理系分野の仕事について家庭との両立が難しいと感じている人が「しやすい」と思う人よりも多いことが28日、分かった。政府は理系分野で活躍する女性「リケジョ」を増やしたい考えで、内閣府の担当者は「進路選択には保護者や学校の考え方も大きく影響する。効果的な情報発信や支援につなげたい」としている。
 調査は昨年9~10月、インターネットで実施。全国の女子中高生の保護者千人から回答を得た。
 理系の仕事に関するイメージを複数の選択肢から答えてもらったところ、医歯薬学・医療系分野では「仕事と家庭の両立がしづらい」との回答が15・2%で、「しやすい」(6・5%)の2・3倍だった。農学では差が小さかったが、理工学とバイオ・生物学でも2倍前後の差があった。
 子どもが希望している進路は「文系」「どちらかといえば文系」の計44・6%に対し、理系は計29%だった。
 進路選択に関し保護者が重視する情報は「進学の費用」が最多。不足していると感じる情報でもトップだった。
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イチロー引退に泣いたゴードン、感謝広告「愛してるよ」

2019年04月09日 09時30分59秒 | 運動スポーツ
イチロー引退に泣いたゴードン、感謝広告「愛してるよ」
2019年3月29日 (金)配信朝日新聞

 大リーグ、マリナーズのディー・ゴードン内野手(30)が28日付の地元紙「シアトル・タイムズ」に、21日に行われた今季開幕第2戦(東京ドーム)で、イチロー選手と抱擁した写真を大きく使った全面広告を掲載した。「THANK YOU, ICHIRO.」の見出しで、引退を表明したイチロー選手への惜別の思いをつづった。ゴードン内野手は、イチロー選手とマーリンズ時代からのチームメート。21日の試合でイチロー選手が交代する際には、二塁の定位置でその姿を見つめながら、涙を流した。
 大リーグでは、球団を去る選手が地元紙に広告を載せて、ファンにメッセージを送る習慣がある。ダルビッシュ有投手も2017年、レンジャーズからドジャースに移籍する際、テキサス州の地元紙に感謝の広告を載せた。ただ、引退する選手に対し、別の選手が惜別の広告を出すのは異例。
 メッセージ全文は以下の通り。

■親愛なるイチローへ
 まず最初に。私の素晴らしい友達で、今でも一番好きな選手でいてくれてありがとう。
 私が野球を始める前、「自分みたいに痩せた選手がいるんだ。だったら自分も出来るはず!」と思いながら、あなたを見ていたことを覚えています。あなたは、私が野球を始めるきっかけを作ってくれました。
 あなたは、エイボン・パーク(米フロリダ州、ゴードン選手の出身地)に住む少年のアイドルでした。野球のテレビゲームの選手に、あなたにちなんだ名前をつけたこともありました。
 (16歳だった)2004年、ヒューストンで開催された球宴で初めてあなたと会いました。午後3時ごろ、父とグラウンドに出たら、あなたはすでにウォームアップをしていましたね。球宴なのにですよ!? そんな選手、あなた以外にいませんでした。
 パワーヒッター全盛期のなか、あなたは自身の信念、そしてなにより、あなたを作り上げた文化に忠実でした。他の選手より、身体が小さくても、なんだって出来る! あなたは、そう教えてくれました。
 そして2012年。ドジャース(ゴードン選手が過去に所属)がシアトルに遠征したときのこと。私は遊撃のポジションから、あなたの動きをずっと見ていました。あなたの通算安打の積み上げにも貢献しましたよね。あなたに夢中になって守備に集中できなかったのです(ドジャースのみなさん、ごめんなさい。でもイチローだもん。わかるよね?)。
 翌日、あなたはヤンキースに移籍してしまいました。ショックでした。でも2015年、私がマーリンズに加入すると、数日後、あなたもやってきたのです!
 興奮しました。「イチローと一緒に野球ができるなんて、マジかよ? 俺が?」と。あなたに会いたくて、ジュピター(フロリダ州、マーリンズの春季キャンプ地)に予定より早く向かいました。あなたにドキドキしながらあいさつすると、「君の助けになるよ」と言ってくれましたよね。うれしかったです。「オレは“イチ”と一緒にプレーしたんだぜ! エイ
ボン・パーク出身のオレがだよ??」。私の自慢です。
 この5年、あなたの存在が私にとってどれだけ大きかったのか、みんな分かっていません。イチ。これまで、私の人生にはうれしいこと悲しいこと……いろいろなことがありました。でも、あなたの友情はまったく揺らがなかった。いつだって私のそばにいてくれた。私が不当な扱いを受けたときだってね。
 あなたへお礼を伝えるのに、ツイッターやインスタグラムは適していないと思いました。だから、わたしはこういう形(新聞広告)であなたへの気持ちを表現しました。あなたの友情、教えがなかったら、そしてあなたが“秘密”を教えてくれなかったら(誰にも言わないよ)、いまのディー・ゴードンは存在しません。
 愛しているよ、ブラザー! あなたはいつまでも、私の人生の一部です。これからもオフの日は、私と一緒に打撃練習をしてくださいね。それが出来なくなることは、さびしいから。あなたを頼ることが出来なくなることも。
あなたのブラザー
ディー・ゴードン
(シアトル=井上翔太)
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小学1年の交通事故、5月急増 警察庁「学校慣れ要因」

2019年04月09日 09時25分58秒 | 事故事件訴訟
小学1年の交通事故、5月急増 警察庁「学校慣れ要因」
2019年3月29日 (金)配信朝日新聞

 小学生が歩行中に遭った死亡・重傷の交通事故は4月から5月に増え、特に1年生の事故が急増している――。新年度が始まるのを前に警察庁は28日、こうした分析結果を発表した。
 2014~18年の5年間に交通事故で死亡したり重傷を負ったりした小学生は5776人で、うち57%が歩行中、34%が自転車乗車中だった。学年が下なほど歩行中、上なほど自転車乗車中の割合が高い。1年生は歩行中が872人で、6年生の3・6倍に上る。
 歩行中の死傷者を月別に見ると、4~6月が多く、ほかに10月、11月、3月などが比較的多い。4月の317人から5月は349人と32人増えているが、この期間の増減を学年別に見ると、減っている学年が多い中、1年生は69人から105人の36人増と、増加が著しく、中でも5月の中旬と下旬の事故が多い。
 1年生の通行目的別では「下校」が4月の8人から5月は22人に急増しており、遊び中や自宅以外への訪問時など「私用」も53人から76人と増加が目立つ。
 1年生の事故が5月に増えることについて、警察庁は「集団や先生が付き添う形の下校がだんだんなくなり、学校生活にも慣れて活動が活発になることなどが要因ではないか」とみる。
 また、事故に遭った小学生全体で、「飛び出し」や横断歩道以外や車の直前直後を渡る「横断違反」が多い。警察庁は「保護者のかたには通学路を子どもと一緒に実際に確認した上で、安全な歩き方を指導するなどしてほしい」と呼びかけている。(編集委員・吉田伸八)
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性教育の手引、都教委が改訂 保護者了解なら避妊指導も

2019年04月09日 09時24分24秒 | 
性教育の手引、都教委が改訂 保護者了解なら避妊指導も
2019年3月29日 (金)配信朝日新聞

 避妊や人工妊娠中絶など、学習指導要領を超える性の課題をどう教えるかをめぐり、東京都教育委員会は28日、公立学校の教員向けの「性教育の手引」の改訂版を公表した。指導要領に基づく授業を前提としつつ、保護者の了解があれば範囲外についても指導できるとした。若者の性感染症や性被害が増えており、「現代的な課題に対応するため」としている。
 性教育をめぐっては昨年3月の足立区立中学校の性教育の授業が、性交や避妊など指導要領外の内容が含まれていたとして、都教委が区教委を指導。一方、昨夏の公立中学校校長へのアンケートで、指導要領外の性教育が「必要」という回答が46%に上り、現場との認識のずれも明らかになった。
 改訂版の手引では、避妊法や中絶の影響など、指導要領外の内容を教える授業の流れを示した「学習指導案」の一例を掲載。保護者に渡す具体的な「通知文」も例示し、保護者の了解を得られない生徒は別の授業を受けることにした。手引は全公立学校に配り、新年度から使えるようにするほか、都教委のホームページでも公表する。
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