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皮膚の若さ保つ物質発見 傷の治療や老化防止も

2019年04月04日 22時40分42秒 | 介護福祉高齢者
皮膚の若さ保つ物質発見 傷の治療や老化防止も
2019年4月4日 (木)配信共同通信社

 老化で低下する皮膚の再生能力を回復させる物質をマウスの実験で見つけたと、東京医科歯科大の西村栄美(にしむら・えみ)教授(幹細胞医学)らのチームが3日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。物質は2種類で、傷の治療や老化防止に応用できる可能性があるとしている。
 見つかった物質は、皮膚の最も外側にある表皮の幹細胞に「17型コラーゲン」を盛んに作らせる働きがあり、今後は人での効果や安全性を確認する。一方、今回の研究成果に便乗した化粧品や健康食品の宣伝も懸念されるとして、西村教授は「コラーゲンを塗ったり食べたりしても幹細胞の中では働かない」と注意を呼び掛けている。
 老化による変化が人の皮膚と似ている、マウスの尻尾に着目。紫外線のストレスなどでコラーゲンを作る能力が落ちた幹細胞は排除され、能力の高い幹細胞が残って増えていることが分かった。
 排除と生き残りを繰り返していくうちに、残った幹細胞も次第に衰えていき、皮膚は薄く、傷も治りにくくなる老化状態を迎える。
 マウスの尻尾に傷を付け、今回見つけた物質を投与して実験。2週間後には傷の8割が回復したが、投与しない場合は6割しか回復しなかった。
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選手とケーキ屋、人気不動 小1の就きたい職業調査

2019年04月04日 22時37分27秒 | 
選手とケーキ屋、人気不動 小1の就きたい職業調査
2019年4月4日 (木)配信共同通信社

 クラレは3日、小学校に今春入学する新1年生に将来就きたい職業を聞いたアンケート結果を発表した。男の子の1位は20・1%を占めた「スポーツ選手」、女の子は26・7%の「ケーキ屋・パン屋」で、ともに調査開始以来21年連続という不動の人気を示した。
 男の子のスポーツ選手の内訳はサッカーが59・0%で、野球(20・6%)を引き離した。2位は東日本大震災後に希望者がじわりと増えた「警察官」(14・2%)。また「研究者」が過去最高の5位に食い込み、昆虫博士や恐竜博士になりたいという声が多かった。
 女の子の2位は「芸能人・歌手・モデル」(9・0%)、3位は「花屋」(6・2%)。「アイスクリーム屋」が過去最高の6位になり「消費の伸びに加え、手作りの店のかわいいユニホームがハートをつかんだのでは」(クラレ)という。
 10位圏外ながら、動画投稿で広告収入を稼ぐ「ユーチューバー」が男の子の12位。女の子はスポーツ選手が前年の16位から12位に上がり、体操やスケートが人気だった。
 一方、男の子の親が就かせたい職業1位は「公務員」、女の子は「看護師」で変わらなかった。
 調査はクラレの素材を使ったランドセルの購入者が対象。男女各2千人、計4千人の子どもとその親の回答を集計した。
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腎移植の手術から復帰 東邦の森田監督、優勝導く

2019年04月04日 22時36分05秒 | 運動スポーツ
腎移植の手術から復帰 東邦の森田監督、優勝導く
2019年4月4日 (木)配信共同通信社

 第91回選抜高校野球大会の決勝は3日に兵庫県西宮市の甲子園球場で行われ、東邦(愛知)の優勝で平成最後の甲子園大会は幕を閉じた。同校の森田泰弘(もりた・やすひろ)監督は昨年12月に腎移植の手術を受け、大会期間中も薬を服用しながらチームを指揮。選抜大会で単独最多となる5度目の頂点に導いた。
 6年前に腎不全を患った。当初は来年の選抜大会後に退職し、透析治療を受けるつもりだったが、病状が悪化。昨年に移植か透析開始を決断する必要が生じた。
 "任期"を約1年半残しての二者択一。家族の後押しもあり、移植を選択した。医者の見解は「普通はオペをやるなら(2019年の)2月か3月」だったが、森田監督は「3月に甲子園が始まるので、その時にグラウンドに立てるような時期に手術をやっていただきたい」と、甲子園出場が決まる前の昨年10月の段階から要請していた。
 1カ月余りの入院生活を経て、2月に現場復帰。免疫抑制剤を服用中のため、日本高野連はマスク着用での指揮も認めたが、「あそこ(ベンチ)に立つ以上は、そんな姿を生徒に見せたくない」と最後まで試合中は身につけなかった。
 周囲の恩に報いるため、今大会は口癖のように「優勝」の2文字を口にしてきた。見事に有言実行を果たし、「本当にみなさんのおかげ」と感謝の気持ちを述べた。
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東京・公立福生病院:「透析は終末期」否定 厚労相

2019年04月04日 22時29分56秒 | 行政
東京・公立福生病院:「透析は終末期」否定 厚労相
行政・政治 2019年4月4日 (木)配信毎日新聞社

 公立福生(ふっさ)病院(東京都福生市)の人工透析治療を巡る問題で、根本匠厚生労働相は3日の衆院厚労委員会で「透析医療をしていることをもって終末期とは言えない」と述べた。阿部知子議員(立憲民主)の質問に答えた。
 「透析患者は終末期だ」とする病院側の主張を否定した形だ。
 透析患者を巡っては、専門医でつくる日本透析医学会(理事長=中元秀友・埼玉医大教授)も3月25日の声明で「終末期には含まない」と確認している。
 また、厚労相は今回の問題について「国民一人一人の生命観や倫理観に深くかかわる事柄で、幅広い観点から議論されるべきものだ」と話した。
 阿部氏は「経済的に困窮し、精神的にも追いつめられている若い透析患者がいる」と指摘したうえで、患者の社会的背景を含めて調査すべきだと主張。厚労省の担当者は「日本透析医学会でも調査しており、調査結果を見ながら実態把握を検討したい」と述べた。【斎藤義彦】
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