幼児のTVは1時間未満に WHO「座らず運動を」
2019年4月25日 (木)配信共同通信社
【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は24日、5歳未満の幼児がテレビやゲームなどの画面を見る時間は1日1時間未満にとどめるべきだとする指針を公表した。子どもの肥満が世界的に増加傾向にあり「幼少時から座るのではなく、積極的に運動をする習慣を付けるべきだ」と指摘している。
WHOは乳幼児の健康と運動に関する世界各国の研究結果を分析。その結果、5歳未満の幼児は少なくとも1日3時間の運動が必要だとし、3~4歳だと激しさが中~高程度の運動を1時間は含んだ方がよいとした。1歳未満の乳児では腹ばいの姿勢で少なくとも30分は体を動かすべきだとした。
一方、座ってテレビやビデオ、コンピューターゲームを見るのは2歳未満では推奨できないとし、2歳以上でも1日1時間未満にとどめるべきとした。座っている時には絵本などを読ませたり、親らによる読み聞かせをしたりするのが望ましいとしている。
WHOによると、2016年に世界で肥満の子ども(5~19歳)は推定1億2千万人以上に達している。WHO当局者は「将来、糖尿病などの病気に苦しめられないためにも早い段階から良い生活習慣を付けることが大切だ」と強調している。
2019年4月25日 (木)配信共同通信社
【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は24日、5歳未満の幼児がテレビやゲームなどの画面を見る時間は1日1時間未満にとどめるべきだとする指針を公表した。子どもの肥満が世界的に増加傾向にあり「幼少時から座るのではなく、積極的に運動をする習慣を付けるべきだ」と指摘している。
WHOは乳幼児の健康と運動に関する世界各国の研究結果を分析。その結果、5歳未満の幼児は少なくとも1日3時間の運動が必要だとし、3~4歳だと激しさが中~高程度の運動を1時間は含んだ方がよいとした。1歳未満の乳児では腹ばいの姿勢で少なくとも30分は体を動かすべきだとした。
一方、座ってテレビやビデオ、コンピューターゲームを見るのは2歳未満では推奨できないとし、2歳以上でも1日1時間未満にとどめるべきとした。座っている時には絵本などを読ませたり、親らによる読み聞かせをしたりするのが望ましいとしている。
WHOによると、2016年に世界で肥満の子ども(5~19歳)は推定1億2千万人以上に達している。WHO当局者は「将来、糖尿病などの病気に苦しめられないためにも早い段階から良い生活習慣を付けることが大切だ」と強調している。