医療学生一堂に分野超えて議論 坂井で「フェス」
2019年3月29日 (金)配信福井新聞
全国の医療系学生が集う「医療学生フェス」が3月28日、福井県坂井市竹田農山村交流センター「ちくちくぼんぼん」で2日間の日程で始まった。医学や理学、看護など異なる分野で学ぶ学生が意見交換し、より良い医療の在り方を考える。
金沢大医薬保健学域保健学類理学療法学専攻3年生のあわら市の男子学生が中心となり、初めて企画。昨年10月からクラウドファンディングで資金を集め、開催にこぎ着けた。SNSでの呼び掛けに全国から約100人が集まった。
分野ごとにブースを設けて意見交換を行った。「看護」のブースには医師や獣医師を目指す学生らも参加。看護師の卵は「医者に言われたことをするだけでなく、主体的に動き、患者に合った看護をすることが大事」などと話し、役割について理解を深め合っていた。
若手医師や看護師による講演もあった。