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本庶氏、26億円受領せず 小野薬から、特許契約不服 がん治療薬オプジーボ

2019年04月13日 22時02分55秒 | ガン
本庶氏、26億円受領せず 小野薬から、特許契約不服 がん治療薬オプジーボ
2019年4月11日 (木)配信共同通信社

 2018年のノーベル医学生理学賞を受賞した京都大の本庶佑(ほんじょ・たすく)特別教授(77)と弁護士が10日、京大で記者会見し、本庶氏の研究を基に小野薬品工業(大阪市)が開発した、がん免疫治療薬「オプジーボ」を巡り、特許に関する契約を結んだ同社から昨年12月までに支払われた約26億円を、契約に納得できない点があるとして受け取っていないと明らかにした。正当な対価を払うべきだと引き上げを訴えており、全額法務局に供託されているという。
 井垣太介(いがき・たいすけ)弁護士は、06年に本庶氏個人と同社が契約を結んだ際、同社からの対価の料率に関する説明が不正確だったと主張。同社がオプジーボの販売や他社へのライセンス契約などで得た利益の還元率について、井垣弁護士は「常識的なレベルではない」とし、「引き上げを求め協議したい」と話した。特許は両者が共同で出願した。
 小野薬品は10日、取材に「(本庶氏側の要求と)現在の契約との乖離(かいり)が大きいが、誠意を持って今後も話し合いに応じていきたい」とした。
 井垣弁護士によると、本庶氏は11年ごろ、契約内容の修正を求め同社と交渉を開始。13年に具体的な提案があったが、本庶氏は内容を不服として断ったという。
 本庶氏は06年当時、知的財産に関する知識がなかったが弁護士を立てずに契約を結んだと説明した上で、大学での研究成果で得られた利益は正当に還元されるべきだと主張。「公正な産学連携のモデルが作れないと、日本のライフサイエンスは非常に大きなダメージを受ける」と述べた。本庶氏側は、法的手続きの可能性を問われ、否定的な姿勢を示した。
 本庶氏は若手研究者支援のため設立された京大の基金に、オプジーボの販売による対価を充てたい考えを表明していた。ノーベル賞の賞金は既に基金に寄付した。
 ※オプジーボ
 免疫の力を利用したがん治療薬。本庶佑(ほんじょ・たすく)京都大特別教授の研究を基に開発され、小野薬品工業が2014年に発売した。本庶氏のチームが発見した、免疫細胞の表面にあるタンパク質「PD1」と、がん細胞の結合を妨げることで、免疫の働きを高め、がんを攻撃する仕組み。皮膚がんの一種である悪性黒色腫や、肺がんなどに保険適用されている。一方、高額な薬価が問題になり、段階的に引き下げられている。
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コーヒーと昼寝でシャキッ 東京・品川に睡眠カフェ

2019年04月13日 21時50分09秒 | 仕事
コーヒーと昼寝でシャキッ 東京・品川に睡眠カフェ
2019年4月3日 (水)配信共同通信社

 コーヒーに含まれるカフェインの眠気を覚ます特性を生かした、短時間で効率的な仮眠「コーヒーナップ」を体験してもらおうと、ネスレ日本(神戸市)が「ネスカフェ 睡眠カフェ」を東京都品川区に開いた。寝不足が重なり、仕事や生活の質が下がる「睡眠負債」を抱えがちな忙しい会社員らに、30分の仮眠コースが人気を集めている。
 JR大井町駅近くのビル5階。照明の数が抑えられ、ほの暗い通路を進むと、カーテンで仕切られた個室に、リクライニングチェアが置かれている。
 「ナップコース」はコーヒーを1杯飲んでからチェアで30分間、仮眠する。ネスレ日本によれば、カフェインは15~20分たってから効き始めるため、目覚めた頃にシャキッとするという。
 試しにチェアに身を横たえてみると、北欧製の本革のシートがしっとりして心地よく、すぐに眠りに落ちそうになった。
 コーヒー製品を主力とする同社は「長い睡眠は目覚めた後も眠気が残り、パフォーマンスにプラスに働かない。15分程度の睡眠が有効」と説明。一方、長時間休みたい人のために1時間~3時間の「睡眠コース」も用意し、ベッドを6台配置した。
 店内には高音質でクリアな「ハイレゾ音源」により、川のせせらぎなど耳に心地よい音が流され、眠りを誘う工夫が凝らされている。
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がん粒子線治療に保険…「前立腺」「頭頸部」にも適用

2019年04月13日 21時48分31秒 | ガン
がん粒子線治療に保険…「前立腺」「頭頸部」にも適用
2019年4月3日 (水)配信読売新聞

 がん細胞を効果的にたたくとして期待される粒子線治療。受けられる医療機関は限られ、治療費も高額だが、小児がんや前立腺がんにも公的医療保険が使えるようになり、治療の選択肢として位置づけられつつある。(野村昌玄)
  ピンポイント攻撃
 放射線治療は、がん細胞のDNAを傷つけ、死滅させる。外科手術や薬物療法と並び、がん治療の柱の一つだ。手術の負担に耐えられない高齢者や、切除が難しい部位にがんができた人に適している。手術後の再発・転移を防ぐ目的でも行われる。
 がん治療に使われる放射線は、主に光子線と粒子線に分かれる。光子線は電磁波の一種で、おなじみのエックス線もその一つだ。一方、粒子線には陽子線や重粒子線がある。陽子や炭素イオンなどの粒子を加速させ、体の中にあるがんに届くようにする。
 エックス線は体の表面付近の放射線量が最も強い。次第に弱くなるが、がん細胞も突き抜けてしまう。がんが体の奥深くにあると、正常な臓器への影響も大きい。細胞ががん化したり、成長障害が起きたりする。
 これに対し、粒子線はエネルギーのピークを1点に絞り込める。がんにピンポイントで当て、周辺の臓器へのダメージも最小限に抑えられる。治療の影響を長期にわたって受ける子どもや若年層の利点は大きい。
 ただ、陽子線や重粒子線を作り出すには大規模な施設が必要だ。多額の建設費や維持費がネックとなり、国内では陽子線17施設、重粒子線6施設に限られる。治療も自費と保険診療との併用を認めた先進医療の枠内で進められてきた。
 初めて公的医療保険が使えるようになったのは2016年4月。小児がんへの陽子線治療と、切除が難しい骨軟部腫瘍への重粒子線治療が対象だった。昨年4月には転移のない前立腺がん、咽頭・喉頭などを除く頭頸部がんへの陽子線、重粒子線治療にも保険が適用されるようになった。
  高齢でも安心
 埼玉県に住む男性(77)は11年、前立腺がんと診断された。手術や従来の放射線治療では排尿障害などが起こりやすいと知り、悩んでいた。12年1月に国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)を受診。治療後の影響が少ない陽子線治療を受けることにした。
 男性は同年2月初めから約1か月半の間、週3回のペースで計21回通院した。1回あたり20~30分。治療室の寝台に横たわり、360度回転する機器で陽子線を照射する。
 陽子線治療と並行して、前立腺がんの進行に影響する男性ホルモンを抑えるための治療も1年半続けた。男性は「あれから7年たったが、再発もなく元気に過ごせている」と話す。
 同病院放射線治療科長の秋元哲夫さんは「70代後半は手術や抗がん剤治療が難しくなる。高齢でも安心して受けられる粒子線治療のニーズは高い」と語る。
 ただ、男性が陽子線治療を受けた当時は先進医療だったため、約290万円の費用は自己負担だった。現在も多くのがんで粒子線治療は公的医療保険がきかない。患者の自己負担を減らそうと複数の医療機関が、保険適用を目指して、肝臓がんや膵臓がんなどで治験を進めている。
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宮本亜門さんが前立腺がん バラエティー番組で判明

2019年04月13日 21時45分32秒 | ガン
宮本亜門さんが前立腺がん バラエティー番組で判明
2019年4月3日 (水)配信共同通信社

 演出家の宮本亜門(みやもと・あもん)さん(61)が前立腺がんを患っていることが3日、所属事務所への取材で分かった。医療バラエティー番組の企画で2月に人間ドックを受診、3月に精密検査を受けて前立腺がんと診断された。
 所属事務所によると、仕事を続けながら治療を続けていく方針。宮本さんはツイッターに「余計な心配などせず、前向きにできることを続けます」などと投稿した。
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「先生の研究が家族の人生変えた」 講演の本庶氏にがん患者感謝

2019年04月13日 21時41分07秒 | 地域
「先生の研究が家族の人生変えた」 講演の本庶氏にがん患者感謝
2019年4月3日 (水)配信京都新聞

 画期的ながん治療薬開発に道を開いたとして2018年のノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑(ほんじょたすく)・京都大特別教授が2日、京都市下京区でがん患者ら200人を前に講演した。本庶教授が開発に関わったがん免疫療法は効果のない人が多くまだ未熟な段階とした上で「若い人がこの分野に次々と参入して、新しい設計図をひもといてほしい」と語った。
 本庶教授の講演に先立ち、がん治療薬のオプジーボが効果を発揮した千葉県佐倉市の清水公一さん(41)が肺がん治療の経緯を振り返り、「本庶先生の研究がなければ、子どもの成長を見られなかった。僕の命を救うだけでなく、家族の人生を変えた」と感謝の言葉を口にした。
 本庶教授は「免疫力は個人によって違うため、免疫療法の効果の有無が出る。私たちはこの問題を解明していきたい」とさらなる研究への決意を語った。また、長男が4月から小学校に入学した清水さんに教育の助言を求められると「お手本通りにすれば成功する訳ではない。自分が一生かけてやりたいことを見つけられるかが大事」とエールを送った。
 このほか本庶教授は、若手研究者支援のために京大が設立した「本庶佑有志基金」への支援も呼び掛けた。
 講演会は、認定NPO法人「西日本がん研究機構」(大阪市浪速区)や医療情報会社クロエ(東京都)が企画した。
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5月の飾り

2019年04月13日 21時33分32秒 | カメラ
こんな鎧兜のある
食事屋さんがあったよ。
松江京店皆美館
食事もおいしいけど
こんな飾り物もいいです。



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ゲームで発達障害を治療 塩野義、デジタル薬に参入

2019年04月13日 21時32分40秒 | 地域
ゲームで発達障害を治療 塩野義、デジタル薬に参入
2019年4月3日 (水)配信共同通信社

 塩野義製薬は、発達障害をスマートフォンやタブレット端末のゲームなどを通じて治療する「デジタル薬」と呼ばれる治療アプリの販売に参入する。発達障害の一種である注意欠陥多動性障害(ADHD)向けなどを想定しており、アプリでは障害物を回避するなどの操作を通じて脳を活性化することで症状を改善する。医療機器として承認を得て、数年内に日本と台湾で販売する方針だ。
 治療アプリは米国のベンチャー企業が開発したもので、塩野義はすでに日本などでの販売権を取得。患者の治療をサポートするアプリでは、大日本住友製薬がパーキンソン病の投薬管理ができるアプリを無料で提供したり、田辺三菱製薬が糖尿病患者に栄養・運動指導を行うアプリを開発したりしているが、塩野義のように国の承認を得て販売を目指すのは珍しい。
 ADHDは大脳皮質の機能障害に原因があると考えられており、アプリでは、患者ごとに難易度を調整したゲームで脳に適度な刺激を与えることで、注意力の向上などが期待できるという。患者はスマホやタブレット端末の画面を指先でタップ操作しながら障害物を回避するとともに、特定の対象物が表示されれば素早くそれに触れるなどの課題をこなす。
 対人関係の構築が苦手な自閉スペクトラム症向けのアプリも販売する。塩野義は「医薬品だけでなくデジタル技術による治療法を提供することで、治療の選択肢を増やしたい」としている。
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矢上診療所:「気軽に集まれる場に」 邑南に完成 /島根

2019年04月13日 21時30分28秒 | 地域
矢上診療所:「気軽に集まれる場に」 邑南に完成 /島根
地域 2019年4月3日 (水)配信毎日新聞社

 邑南町矢上で町国民健康保険直営矢上診療所の新たな建物が完成し、1日から診療を始めた。所長の石原晋・公立邑智病院名誉院長(71)は「昔の診療所のように、高齢者が気軽に集まれる場にしたい」と話している。
 矢上診療所は昨年8月、民間の個人医療機関が閉院後、町が建物を借りて9月に開設。同月から近くの旧矢上保育所跡地で新診療所の建設を始めた。
 医師3人が交代で診療し、他に常勤の看護師2人と事務員2人の体制となる。新たな建物は木造平屋で延べ床面積351平方メートル、工事費は1億4148万円。レントゲン室を充実させ、感染症患者の発生など緊急時に備え診察室を増やしている。
 受付は平日午前8時半~11時半、午後1時~2時半。木曜午後、土日祝日、年末年始は休診。【柴崎達矢】
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