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「豚舎空けて豚コレラ抑止を」農水副大臣、愛知県に提案

2019年04月28日 09時43分36秒 | 事故事件訴訟
「豚舎空けて豚コレラ抑止を」農水副大臣、愛知県に提案
2019年4月25日 (木)配信朝日新聞

 家畜伝染病「豚(とん)コレラ」の対策を巡り、小里泰弘・農林水産副大臣は、感染の恐れがある地域の豚を早期に出荷し、豚舎を空にして衛生管理を徹底させる案を愛知県に示した。県は今後、養豚業者などの意見を聞くなどして検討する。
 豚コレラは愛知県と岐阜県で感染が広がっている。小里氏は23日、愛知県の大村秀章知事を訪ね、「なかなか出口が見えない。国としても大きな危機感を抱いている」と述べ、「抜本的な対応」として豚の早期出荷を提案した。岐阜県にもこの案を示したという。
 小里氏はその後、報道陣の取材に応じ、早期出荷の対象地域を「野生イノシシの陽性が確認された地点から10キロ以内がひとつの考え方」と言及。愛知県内では犬山市と春日井市で豚コレラの陽性反応が出た野生イノシシが見つかっていて、県によると、この場合は瀬戸市と小牧市の2農場の数百頭が対象になるという。
 小里氏は早期出荷による農家の損失や衛生水準向上への費用などを支援する考えを示したほか、愛知の養豚業の中心地の田原市なども早期出荷地域に選定される可能性があると述べた。
 小里氏は「早期に実施したい」としているが、愛知県側は「影響が大きすぎる。事業の全体像もまだ見えない」(県幹部)と困惑しており、まずは関係業者の意向を確認する方針だ。(岩尾真宏)
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ヘルメット未着用時の致死率2.5倍に 自転車事故

2019年04月28日 09時38分48秒 | 事故事件訴訟
ヘルメット未着用時の致死率2.5倍に 自転車事故
2019年4月25日 (木)配信朝日新聞

 自転車乗車中の事故で、ヘルメットをしていない場合の致死率は着用時の約2・5倍――。5月11日から始まる春の全国交通安全運動を前に警察庁は25日、こんな調査結果を発表した。2014~18年の5年間で、自転車乗車中に死亡したり重傷を負ったりした事故は4万6374件。死亡者の6割は頭の傷が致命傷だったが、大半はヘルメットを着用していなかった。
 また、学校に通う児童・生徒のうち、高校生のヘルメット着用率は特に低く、3~4%台。高校生の死亡・重傷交通事故は4157件で、小学生と中学生のそれぞれ約2倍だった。
 高校生の月別では5月が最多で、4月の352件から5月は480件と128件増えている。通行目的別にみると、登下校時が最多の2669件で約6割を占め、時間帯は午前7~8時台に集中していた。
 道路交通法は自転車に乗る13歳未満の子どもの保護者に対し、ヘルメットを子どもに着用させる努力義務を定めているが、条例で18歳未満や高齢者のヘルメット着用の努力義務を定めた自治体もあるという。警察庁は「ヘルメットで命を守ったり、けがを防いだりできる」と訴えている。
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